さきほど、広州から、上海に移動してきました。
いま現在、日本の金メダルは、9個ですね。
(たぶん、これで打ち止めかな。)
ソフトボールの金メダルは、予想して
いなかっただけに感動しましたが、やはり、
柔道で、予想していた金メダルをとれなかったのが、
金メダルの数に影響を及ぼしてますね。
柔道で金メダルが取れなかったときに、
日本の報道では、
『世界は勝つための柔道をしてきた。
日本は、一本勝ちなど、ただ勝つだけでなく、
美しく勝つ、日本の柔道を型を貫いて勝つこと
にこだわりすぎ、結局勝てなかった。』
ということが盛んに言われました。
石井選手は、自ら、
『決勝は、勝つための柔道をしました。』
と語っていました。
見ているほうとしては、技のかけ合いも少なく、
ポイントを稼ぐための、面白みのない試合
でしたが、それが『勝つ柔道』なのでしょう。
でも、思うのですが、、、
日本の柔道の持っている
技の型、美しさ、礼節といったものを捨てて、
勝つことを優先させることが本当に価値が
あるのか。
日本の柔道の伝統、礼儀、技へのこだわり
を二の次にして、勝つことだけを優先させる
ことが本当にいいのか。
いろいろと議論はありますが、
勝つことよりも大事なこと、金メダルより大事な
ことは、あるのだと思います。
日本の柔道の技の美しさ、礼儀にこだわり、
最低限それを守った上で、勝つにいく。
これで、いいんじゃないの?
方針は曲げずにこれまでどおりの柔道にこだわり、
さらに勝つための真剣な練習を続ける。
世界中の強い選手に胸をかり、
練習相手を求めていって、研究を重ねる。
でも、日本の柔道は守る。守った上で、勝つ。
それが目指す方向ではないでしょうか?
勝つことよりも大事なこと、
勝つことよりも優先順位が高いこと。
それが本当に大事なこと。
こういった当たり前のようで、
当たり前じゃなくなってしまっていること、
つまり、優先順位のつけまちがいが
本当に大事な領域で起こっているように感じます。
マネジメントも一緒。
売上、利益を稼ぐことは、経営としては、至上命題です。
それは、当たり前のこととして議論しますが、
でも、売上、利益を稼ぐために、優先順位を下げては
いけないこと、おざなりにしてしまってはいけないこと
があります。
企業にとっては、経営理念、行動指針だったり、
社員の健康、命、顧客との信頼関係、などなど。
あまりにも、売上や利益だけを優先させている企業が
多いような気がする。
とくに、中途半端に上場を目指す企業や、上場企業など。
(自分自身への自戒も込めて。)
個人も一緒です。
自分の本当の価値観、大事なこと、大事な人
を気がつかないうちに二の次にしてしまっていることって
ないですか?
今回の柔道の金メダルの議論から、そして、
会社のコンサルティングや事業会社の運営に携わって、
そして、ビジネスパーソンのコーチングをさせてもらっていて、
つくづく思います。
会社には、売上や利益よりも大事なことがある。
個人には、会社や目の前の目標よりも大事なことがある。
そして、この大事なことの優先順位をあやまると
企業は、衰退していく。
個人は、心からの幸せを感じることが出来ない。
これ、真実です。
地球の環境問題、
世界から戦争かなくならないこと、
じつは、これも人間の優先順位付けのまちがいから来るものでは。
あなたにとって、本当に大事な価値観、大事なものはなんですか?
そして、大事な人は、誰ですか?
明日は、上海観光の予定。
7回目になるのに、観光初めてです。。。
おのぼりさんになってきます。