【400文字作文】いんたびゅう vs おおよそ派遣の女 | 【400文字作文】下半身は地球を救う。

【400文字作文】いんたびゅう vs おおよそ派遣の女

$【400文字作文】下半身は地球を救う。-100227


 覚悟でしょう。と、彼女は私の目を見て、
応えた。そして2~3秒後、彼女は驚いてい
る私の目から、視線を逸らした。あぁあ……
という感じで、下を向いた。
 私は驚いていた。ホテルのドアを開けたら
そこは座敷で、しかも布団が二組、敷いてあ
る……。そんな「驚き」だった。
 私が待っていた応えは、「強」と「痛」と
か、「柔」と「剛」とか、「美」と「醜」と
か、「徳」と「損」とか、「イン」と「アウ
ト」とか、「攻」と「守」のような、相対的
な応えだったのだ。
 彼女は「女の子」という年齢ではなかった
が、「女性」と、いうにも何か足りない。発
言も個性的なようで、色が無い。そんな「凡
そ的」な女だった……。そんな凡そ的な彼女
に、観念的な応えを返され私は、次の質問が
できずに困っていた。
 私のインタビューは「女と男の違いは?」
という質問で、詰まってしまいそうだった。