ベル 膣ピチュとは??

 

 
 
 
 
人間の身体の仕組みのお話です。
 
 
人間が生きるためには、
たくさんの種類のホルモンが働いています。
 
 
いろんな種類のホルモンが、
妊娠していないとき、
妊娠するとき、
妊娠中、出産、産後と
時期に合わせて、
ダイナミックに変動しています。
 
 
女性は、男性よりも
ホルモンの変動が大きいということは、
男性以上に、
ホルモンが管理している健康状態や
心の状態が左右されやすいとも言えます。
 
 
 
 
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出産して、胎盤が出ると
女性は一時的に更年期のような症状を
伴うことがあります。
 
 
それは、胎盤が、
妊娠を維持するために
大量の女性ホルモン(プロラクチン)を
分泌していて、
それがなくなることが原因の1つだったりします。
 
 
女性ホルモンは、
一生涯の中で、
スプーン1杯程度しか分泌されないと
言われていますが、
たったスプーン1杯のホルモンで、
私たちの健康や生理や妊娠など、
さまざまなことがコントロールされています。
 
 
いくつかの代表的なホルモンを説明します。
 
 
 
バラ ホルモン バラ
 
 
 
特に、妊娠と深い関わりのある
ホルモンの一部を紹介します。
 
 
 
 
 
まる オキシトシン 
 
幸せホルモン』、『愛情ホルモン』、
『抱擁ホルモン』、『癒しホルモン』、
『絆ホルモン』、『信頼ホルモン』
とも呼ばれるホルモンです。
 
 
主に、人とのスキンシップで分泌されるホルモンです。
 
五感に心地良いことをしたときにも分泌されます。
 
 
オキシトシンの分泌が上手にできると、
妊娠・出産・母乳・育児のときに、
快適に過ごすことが出来ます。
 
 
 
まる エンドルフィン
 
『多幸感』、『気分の高揚』、『鎮痛』、
などの作用を身体にもたらします。
 
 
自然の鎮痛作用をもたらします。
出産のときに、特に注目されるホルモンです。
 
 
 
まる ドーパミン
 
『快楽ホルモン』、『高揚ホルモン』、
『幸せホルモン』、『興奮ホルモン』
とも呼ばれるホルモンで、意欲を高めます。
 
好きなことに取り組むと分泌が高まります。
 
 
 
まる セロトニン
 
『リラックスホルモン』、『幸せホルモン』
とも呼ばれており、
『精神の安定』に、関わります。
 
 
産後のうつとも関連があり、
セロトニンを整えておくことで、
心身の体調管理に役立ちます。
 
 
セロトニンは、朝日を浴びて、
日中に軽い運動をしたり、
マッサージをしたり夜は、
瞑想をして、部屋を暗くして日夜の
メリハリをつけると整います。
 
 
 
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まる ノルアドレナリン
 
『興奮』、『覚醒』、
などの作用を身体にもたらします。
 
過度の分泌は、交感神経を優位にし。
身体を攻撃態勢の過緊張モードに
してしまうため、注意が必要なホルモンです。
 
 
ノルアドレナリンは、
緊張やストレスなどによって分泌が増えます。
 
 
砂糖が多い食べ物・
ジャンキーな食べ物でも、
分泌が増えます。
 
 
リラックスする・ゆったり過ごすことで、
過度の分泌を防ぎます。
 
 
 
まる プロラクチン
 
『母性行動』、『妊娠の維持』、
『乳汁分泌』、『安らぎ』、
などの作用があります。
 
 
妊娠前に、プロラクチンが大量分泌されている状態だと
排卵障害、不妊を引き起こすと言われていますが、
産後は、母乳分泌のためのホルモンとなります。
 
 
 
まる エストロゲン
 
『美肌・美髪ホルモン』
『女性らしい魅力的な身体をつくる』、
『張り、弾力、艶、潤い』、
『若々しくいられる』、
『自律神経を整える』、
『骨を丈夫にする』、
などの作用を身体にもたらします。
 
 
プロゲステロンとエストロゲンは、
女性ホルモンと呼ばれているホルモンです。
 
 
食べもの・生活・些細なことでも
大きく乱れやすいホルモンです。
 
 
 
まる プロゲステロン
 
『妊娠』に深く関わるホルモン、
『女性らしい魅力的な身体をつくる』、
『魅惑のフェロモン増加』、
などの作用を身体にもたらします。
 
 
 
まる テストステロン
 
『性欲』、『天然の媚薬』、
『骨格・筋肉の発達』、
などの作用を身体にもたらします。
 
男性ホルモンと呼ばれているのが、テストステロンです。
 
 
実は、テストステロンは、
妊娠と大きく関係しています。
赤ちゃんを男性の身体と脳に
発達させるときにも大きな役割を果たしています。
 
 
 
まる バソプレシン
 
『絆ホルモン』
男性の方が分泌が多く、
男性を惹きつけておく作用があります。
 
利尿や血圧のコントロールの働きをするホルモンです。
 
 
などなど。
 
どれも大切な働きをしています。
 
 
 
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いろんな働きのホルモンがありますが、
どのホルモンにも共通していることは、
ホルモンの材料は、
 
 
たんぱく質や
コレステロールです。
 
 
だからと言って、
ホルモンを整えるために、
お肉やお魚を食べなさい。
とは、むやみやたらに言いません。
 
 
人それぞれ消化吸収能力が違いますから、
その人の体質と体調、
消化力と吸収力、 
腸内環境など総合的に判断した上で、
最適な食材や量や調理の仕方や
摂り方が見えてきます。
 
 
誰にでも消化しやすく吸収しやすいのは、
天然のお出汁やお粥などです。
 
 
どんなものが自分に適しているのかは、
一人、一人違ってきます。
 
 
朝日を浴びること
お水やお白湯をこまめに飲むこと
軽い運動(お散歩)
夜の照明を暗くする
お風呂にゆったりと浸かる
身体を冷やさない、温める
無理しない、働きすぎない
緊張する場所に身を置かない
などは、
みなさんに共通していることです。
 
 
 
 
私は、
腸内環境や肝臓の状態が悪く、
常に、緊張する場所に身を置き、
交感神経優位な状態で生活していたので、
ホルモンの異常が深刻でした。
 
 
 
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緊張・不安・恐れなどを感じたときに、
足先がキューっと冷たくなる感覚や、
 
 
低気圧やお天気が悪い日にいつもとは違う感覚は、
交感神経が優位なときのサインです。
 
 
温かかった手先・足先が一気に冷えて、
血管が見えなくなる
変な汗をかいたりする、
背中が張る感じがする、
動悸がする、手が震える、
など、、、。
 
 
 
 
慢性的に交感神経が優位な状態が
当たり前になると、
 
不健康だけれど、
まる 風邪を全く引かない、
まる 芯から冷えていることに
気がつかない
まる 身体がガチガチに硬いことに
気がつかない、
まる とにかく自覚症状に乏しく
気がつかない
 
ことがあります。
 
 
そんなときには、身体を温めて、
ゆるめることをお勧めします。
 
 
台風の日は、交感神経が優位になる日です。
意識して、整えていきましょう。