平成15年同門会誌近況報告「優勝、解任そして笑顔」
近況報告(病院だより)および当院の特徴(?)
済生会大牟田病院 上田 淳
「優勝、解任そして笑顔」
当院では相変らず整形外科医不足が続いています。整形外科より患者数が少ない他科に四~五人目の新しい医者が来たりするとせつなさがこみ上げるこの頃です。それでも、五月まで当科で勤務していた美人???女医のN先生は、性格にやや難ありとの噂で(私は決してそうは思いませんが)、恐怖におののく看護婦さんもいた様ですが、異性とのおつき合いもかなり少なめで(上手く行かなかった?)、その分仕事に打込んで頂き、外来患者様には「上田先生にかかると治るもんも治らん」と宣伝してもらい、私の患者数を減らす努力をなされ、大変頭の下がる日々でした。
それにひきかえ六月から赴任のK先生はラグビー国体予選佐賀県代表選手(リザーブ?)でもあり、仕事そっちのけで、てっきりプロ化選手か契約社員を思わせるラグビーでの活躍でした。かつK先生は佐賀医大ラグビー部では麻原ショウコウのような存在の監督らしく、数多くいる女子マネージャーは彼の一言でどんな事でもするそうです。お陰でクラブとかランパブ(私は決して好きでない)に連れて行っても、以前当院に赴任していたT山先生やT中先生みたいに喜ばれずちょっとがっかりでした。ちなみに佐賀医大ラグビー部はK監督の指導の賜物か?今夏の西医体では部員数がギリギリなのに優勝しました!その分、医療や医学には興味は全く示されず、たまに放っとくと殆どの治療がなされず、「ここはホスピスか?」状態になる事も有りました。お陰で私の外来は診察待ち時間3時間、診断書1ヶ月待ちの盛況で、苦情の嵐が吹き荒れています。しかし最近は、ラグビー選手&監督業務も一段落したためか、かなり真面目に仕事にも取り組んでくれています。
保険点数に反映されるようになるかもとの噂で全国で大流行中の病院機能評価を、当院でも来年の五月に受けるようになり、現在ありとあらゆる分野での会議・委員会が発足し、ほぼ毎日のように開催されています(ほとんど出ていませんが)。昨年、褥創管理委員会委員長に就任しましたが、日々の診療が忙しく、構成メンバーも婦長連中が中心で、欠席を続けてたら遂にクビになりました。嬉しい悲鳴を上げる間も無く、今度は接遇(スマイル)委員会の委員長にされ、構成メンバーの看護婦・スタッフの年齢が褥創委員会より若く多少のスマイルが出ました。「心の鍵を開くのは温かい言葉と優しさで」「あなたの笑顔で相手の心が癒される」なんて変な標語を選んだりして、いつもの引き笑いで頑張っています。
P.S. 来年こそ阪神タイガースが日本一になりますように!(ちなみに当院は医局長と副医局長(私)が阪神ファンで実権を握り、悪たれ腐れ巨人ファンの院長を片隅に追いやっています)そして世界中の人々に笑顔と挨拶を!
当科のベッド数;約38床
一ヶ月の外来の再来患者数(平成15年5月);3674人
一ヶ月の外来の新患数;約170人