十勝・帯広市でパーソナルジムを運営する安藤です。

 

今回は体幹トレーニングについて書いていきたいと思います。

 

ダイエットをする方や腰痛がある方など

トレーニングの中で体幹トレーニングをすることがあるかと思います。

 

最近ではアスリートのウォーミングアップでも体幹トレーニングが導入されていることもあります。

 

代表的なところで言えば、プランクですが、

 

固定してバランスをとることが大事だと考えている方もいるかと思います。

 

では固定するだけで本当に良いのか。

 

ということに関して個人的な見解を書いていきたいと思います。

 

そもそも体幹とは、

「首から上と、腕、脚を除いた、胴体全体のこと」です。

 

よくお腹周りと捉えている方も多くいくかと思いますが、胸や背中、肩まわり、お尻なども体幹に当てはまっています。

 

そしてその体幹からはみ出る部分が両腕や両脚、首から上といった形になります。

 

ではなぜ体幹トレーニングが大事なのかというと、

 

「体幹は身体の土台となっている」からです。

 

身体は体幹から四肢が繋がっています。

 

そして体幹に対して、四肢がそれぞれ動くことで、大きな運動となります。

(もちろん体幹だけでも運動は起こりますが。)

 

そして体幹から四肢それぞれに橋のように筋肉で繋がれています。

 

四肢を自由自在にコントロールするためには、土台部分である体幹を安定させることが必要です。

 

イメージしてください。

 

フカフカの砂浜を走るのと、平らなコンクリートの上を走るのでは、土台の安定性が違いますが、どちらが力を出しやすいでしょうか?

 

圧倒的に土台が安定している後者かと思います。

 

したがって、体幹(土台)の筋力や安定性は末端へ力を伝達することに大きく関与します!

 

そのため強い力や安定した動きを行うには、土台を安定させて可動するすることが必要になります。

 


そうなると尚更、固定したほうが良いのでは?

と感じる方もいらっしゃるかと思います。

 

例えばサッカーでボールを蹴る動作において、体幹が固定されてしまうと、

股関節に凄まじい負荷がかかります。

 

なので固定するだけでは関節へのストレスがかかりすぎるため、

十分にパワーを発揮するために関節の安定性を保ちながら、

動作に合わせて可動することも重要となります。

 

結論として、幹の機能で重要なことは、

 

「固定や可動を動作に合わせて複雑にこなす機能」です!

 

ただ固定するだけではなく、目的の動作に合わせて固定や可動を織り交ぜられる

ことが必要です!

 

そして猫背や肩の痛みがある方に特に多いですが、

 

体幹の中でも特に胸椎の可動性が低下することが非常に多いです。

 

その分腰椎の可動性を多くして代償することで、腰痛や腰椎分離症が発生することも多くあります。

 

可動させれば良いわけではなく、それぞれの関節において、適切に可動させられるようにすることが大事です。

 

固定のみでならず、可動させることも実施していきましょう!