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見過ごすことができなかった!食肉用として袋詰めで売られていた犬の救出劇
肉として販売するために袋詰めされた犬
■↑犬を保護した男性
男性が夕食を買うために路地を歩いていたところ、犬を袋に入れた状態で歩いている人と遭遇します。
まるで物のように無造作に袋詰めされた犬と目が合った瞬間、男性はこの犬を助けたい!そう感じました。
犬食用として販売するために袋に入れていることを知った男性は、どうしたらこの犬を連れて帰れるのかを尋ねます。
当然ながら、販売業者はお金を要求してきました。そこで、男性は業者に1万円を支払い、犬を買い取ったのです。
本当は、そこで販売されている可哀想な犬たちも買い取りたかったのですが、彼が今、この場でできることは、目の前にいる1匹の犬の命を救うことでした。
ひとまずは自分の会社で飼育することに
■綺麗にシャンプーしてもらったみたいです。
実は、この男性はシンガポール出身で、中国にオフィスを構えて駐在中ということもあり、男性の家では犬を飼育することができなかったのです。
彼は自分の会社にひとまず犬を連れて行き、避難所として住まわせることにしました。男性はこの犬に"ドゴ"と名付け、今後、ドゴが快適に暮らせるよう最善を尽くしているそうです。
男性は後先を考えずに、突発的に犬を保護してしまったのでしょうね。しかし、それでも1匹の犬の命が守られたことに変わりはありません。
段ボールをオモチャ代わりに!?
ドゴはそれまで人間と暮らしたことがないのか、それとも野犬として育ったせいで初めての人間との暮らしに混乱しているのか、オフィス内の段ボールを噛みちぎってしまいました。
男性の同僚からは、そんなドゴを何とかしてほしいと、不満の声が上がっているのだとか!これからドゴが幸せに暮らすためには、基本的なしつけが必要なようですね。
ドゴにどんな第2の犬生が待っているのかはわかりませんが、きっと男性の尽力で素敵な飼い主と出会えることでしょう。
娘さんの投稿が話題のきっかけに
食肉にされかかっていた犬の救出話は、男性の娘さんがTwitterでつぶやいたことがきっかけで、各メディアが取り上げて話題となりました。
シンガポールで犬肉を食べる習慣があるのかを調べてみると、特にそうした情報はありませんでした。
だとすれば尚更、男性は袋詰めされた犬を見たときに衝撃を受け、まずは助けよう!と考えたのも無理はありません。男性の娘さんも、そんな父親の行動を誇りに思っている、ということでした。
中国の犬食は世界的に非難を浴び続けていますが、国内でのペットブームも後押しして、犬食を好ましくないと感じている中国人は数多くいます。
ほとんどの中国人は犬を食べない中、一部の悪しき習慣により何百万もの犬たちが毎年堵殺(とさつ)されています。ペットとして愛されるべき犬が、未だに食肉にされているのはとても悲しい現実だと感じました。
私たちができる小さな行動によって、少しでも現実が変わっていくことを願います。
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