老犬の最後に痙攣がおこるのは苦しむからではない?看取る事について! | 幸光ママJUNが伝えたい事

幸光ママJUNが伝えたい事

動物実験反対!
リアルファー反対!食肉反対!
生きとし生ける命が
幸せ満ち溢れる世界を☆
ペットロス真っ最中

【シェルター設立のために支援をお願いします】
 
【里親募集中】

2016/11/29 未UP記事

老いた愛犬。

いつか来る別れの時をどのような形で迎えるのか?

闘病生活を送っているか、比較的元気に生活して自然に最期に近づいているかの別無く、最期は想定しがたいものです。

看取り

動物病院に入院させたまま最期を迎えれば、自宅に戻してやれば良かったと後悔するでしょう。

自宅で闘病生活を送った挙句、けいれんを起こして逝ってしまえば、病院で十分な治療を受けさせれば良かったかもしれないと惑うことでしょう。

どんな時にも飼い主に全幅の信頼を寄せてくれた愛犬の死を前にした時、たいていの飼い主は自分の対応が十分ではなかったと悔いるものです。

肉親の死にも匹敵する悲しみ。

介護生活では、人間相手と同様の心遣いをします。

ただ一つ違うのは、安楽死という選択肢がペットの場合にはあることです。

人間では許されていない選択肢。

文化や宗教の違いが反映されやすい非常にデリケートな問題です。

闘病生活の最中、激しく苦しむ愛犬の姿に「安楽死」という選択肢を検討せざるを得ない飼い主はいます。

かかりつけの獣医師と合意していても、たまたま休診日に愛犬が悶え苦しみ、救急対応をしてくれる動物病院に安楽死の依頼をせざるを得ないケースもあります。

日本では動物に対しても安楽死という手段をとることへのハードルはかなり高いのが実情です。

看取りで欠かせないのは、かかりつけ医との信頼関係

看取り医療とは、病気を治すための積極的な医療行為を行わず、老犬の最後の時間を、出来るだけ穏やかなものにするための医療行為です。

生活の質を極力落とさないようにして、老犬が最後まで穏やかに過ごせるようにすることが、医療行為の目的になります。

最後の時に一歩ずつ近づいているという恐怖と、「もしかしたら、持ち直してくれるのではないか?」という淡い期待が、いり混じる時間が、看取りになります。

そのため、老犬の病気や老犬の体調について詳しい獣医、中でも、掛かりつけになって、自分の愛犬の今までのことを熟知しているかかりつけ医とのコミュニケーションが、飼い主さんにとっては、大切な息抜きになります。

最後の時に向かっている愛犬と一対一で向き合い続けるというのは、思いの外、苦しく、自分一人で抱えていると、次第に不安が大きくなったり、滅入ったりしてしまいます。

そうした感情は、老犬に伝わってしまいます。病気で苦しむ老犬の気持ちを穏やかにするためにも、また、老犬との最後の時間を穏やかに過ごすためにも、信頼できるかかりつけ医は不可欠です。

かかりつけ医にいろいろなことを相談し、信頼関係を築くようにしましょう。

かかりつけ医に相談したい5つのこと

1.治療方針。

どこまで、治療するか?出来るだけ細かく、相談しましょう。

点滴1本にしても、今の時期でするのが、本当に愛犬の苦痛を和らげる事になるのか?専門の医師の見地を聞いて、慎重に判断しましょう。

治療のために、愛犬がかえって無用な苦痛を味わう事にならないか?必要な治療になっているのか?老犬の体力によっても、判断は異なります。

自分の愛犬の今までと現在をよく知っているかかりつけ医と相談することが大切です。

2.どのような仕草をしたら、何をして欲しいと思っているのかについて、アドバイスを頻繁にもらうようにしましょう。

体調が良い時には、仕草で犬の考えていることをおおよそ推し量っていて、別段、歯がゆさを感じる事はありません。

しかし、先が見えているような看取りの期間には、犬が人間の言葉を話せないことが、もどかしく感じられる瞬間が幾度もあります。

何をして欲しいのか?どこがどのように痛むのか?心配が高じるほど、愛犬が人間の言葉を話せたら良いのにと思うようになります。

かかりつけ医からアドバイスを貰いましょう。

3.最後をどこで看取るか?

自宅で看取れば、常に愛犬の傍に居てやれ、納得のいく介護ができます。愛犬も落ち着いて過ごせます。

しかし、仕事の都合で、どうしてもずっと付き添ってやれない人もいることでしょう。

また、中には、最期を見届けるのが辛いと感じる人もいるようです。

どのような状態になったら、入院させるか?自分が仕事で世話できない昼間だけ預かってもらうか?愛犬が最後の時をどこで迎えるか?家族とも話し合い、かかりつけ医としっかり打ち合わせておきましょう。

4.緊急蘇生はするか?

酸素吸入、心臓マッサージ、強心剤の注射などをするかどうかは、家族とも打ち合わせた上で、かかりつけ医のアドバイスを貰いながら、事前に飼い主さんが決めておきたいことです。

多くの場合、老犬では一時的に心拍や呼吸が回復しても、2~3回緊急蘇生を行うと反応しなくなるようです。

自然死を尊重するといっても、いざ目の前で愛する犬の命の灯火が消えそうになるのを見ると、どうしても引き戻したいと考えるのは、自然な感情です。

ただし、後日、無用な苦痛を愛犬に与えたと後悔する人も少なくないようです。

出来るだけ、事前に方針を決めておきましょう。

5.安楽死をさせるか?

賛否両論あるのが、安楽死問題です。

宗教や文化によって、ペットの安楽死は、考え方が大きく異なるようです。

愛犬との生活の最後における飼い主としての重要な決断が、安楽死です。

決定は、飼い主に委ねられます。

どのような状態になったら、検討するかを、家族で話し合っておくことが大切でしょう。

愛犬の苦痛が激しい病気の場合、安楽死は、避けて通れない問題です。

愛犬の意思が確かめようもないことが、決断を一層重いものにします。

それだけに、かかりつけ医とのコミュニケーションは重要です。

最後の過ごし方

愛犬との最期の時間をどう過ごすのか?

自分の人生に紛れもなく大切な瞬間を数多く残してくれた愛犬をどう見送りたいのか?

現実の看取りは望んだ通りには行かないものです。

しかし、長い間、一途に自分に愛情を注いでくれた愛犬への礼儀として、見送り方は考えておきたいものです。

最期を迎えた犬は吠える⁈

愛犬の最期を看取った人なら、愛犬が確かに自分を愛してくれていたと感じることでしょう。 

自分が犬に十分なことをしてやれただろうかと思う人はいても、愛犬が自分に寄せた愛情を疑う人はいないはずです。

そうした愛犬との最期で力を振り絞るような声を聞いた人もいれば、眠るように静かに逝った愛犬の姿だけを目に焼き付けている人もいます。

長い闘病生活で 終わりの頃には吠える気力の片鱗すら見られなかった愛犬が最期に甘えるように鳴いて逝ったという飼い主さんも少なからずいます。

その一方で、何頭かの愛犬の最期に立ち会ったが、どの仔も静かに逝ったという飼い主さんもいます。

どちらも飼い主さんにとっては忘れることのできない最期であることに変わりはありません。

寿命 

人間の寿命は80歳くらいまで伸びました。

愛犬の寿命は、長くても人間の4分の1。

大型犬ならば8分の1くらいです。

長くて短い歳月。

飼い主の生活も大きく変わっていく中で年老いていく愛犬。

 犬にとっては飼い主さんが全てです。

 飼い主の感情の動きに最期までとても敏感なのが犬です。

そうした愛犬の生き様が強く蘇るのが死期を間近にした時でしょう。

鳴き声を実際に耳にした飼い主さんはもとより、

静かに愛犬を見送った飼い主さんの耳にも愛犬の心の声は届いていることでしょう。

高齢になった愛犬。

いつか最期を迎えると覚悟はしていても、前日までは変わりなくお散歩をしていることもしばしばあります。 

普段の習慣を保ったまま最後まで生活し、翌朝気づいてみると、すでに呼吸をしていないというケースも稀ではありません。

愛犬の最期を看取れないことも

持病と戦いながら、何年も頑張ってくれて主人の腕の中で永眠するというケースの方がむしろ少ないかもしれません。

家族の一員として大事にしてきた愛犬の最期を看取れなかった場合、誰しも後悔します。

何か予兆があったのではないか?

自分がその予兆に気づいてやれなかったために死んでしまったのではないか?

 もう少ししてやれることがあったのではないか?

自責の念にとらわれて落ち込む人も少なくありません。

 しかし、犬の死因というのは、獣医師でも全体の20%程度しか分からないと言われています。

 愛犬と長い間楽しく生活できたことに感謝し、愛犬の思い出を笑顔で抱きしめることに努めましょう。

の最後について

犬の最期は、目を開けたまま、舌をべろんと出ていることが多いものです。

 死後硬直がくる前に気づいたら、目を閉じ、舌を口の中に収めてきれいに口を閉じてあげると良いでしょう。

また、胃に残っていた水分が口から出ていることもあります。

 鼻から体液が出ることもあります。

体を清めたら、鼻に脱脂綿を詰めてあげると良いでしょう。

息絶えた後に大量に尿が出ることもあります。

ペット用のシーツを替えて体を清めてあげてください。

{3FD7FF9F-770B-4FEA-8B32-4EA7697B0762}

【里親募集中】愛してくれる家族を待つわんこ

にほんブログ村 その他ペットブログ 動物愛護(アニマルライツ)へ    いつでも里親募集中

愛知県動物保護管理センター
保護動物開示・里親募集もしています
 
岡崎市動物総合センター・Animo(あにも)
犬猫里親募集しています

 
【シェルター設立のために支援をお願いします】