2008年6月12日
7時32分
3186g
雨の降る朝
じゅんたすはママのおなかからお外に出てきました
ママはぼーっとしていてあまり覚えていないけど...
じゅんたすは生まれてすぐ泣かなくて
すこししてちょっと泣いた。
とにかくママは喜びより心配が大きくて
すぐにじゅんたすは保育器に入ってしまった。
出産してからもゆっくり対面できなくて、
すぐに分娩室から出されてしまった。
きっとすごくすごく心配で、目の前がまっくらだったんじゃないかな。
ママも分娩台の上で1人になって、
すごくすごく寂しかった。
だって、よくテレビで見るみたいに
やっと会えた息子に声をかけて、涙を流すと思ってたんだ。
『やっと逢えたね』って言いたかったのに『どこいったのー!』になってしまった。
10ヶ月もおなかにいたのになあ。。
先生と小児科の先生のお話。
いろいろ説明はあったけど
『分娩時に羊水の中でうんちをしてしまい、その羊水を飲んでしまったらしい。
そのせいで呼吸がうまくできない。様子をみましょう。』
遠回しに説明されてそれが逆に心配だった。
なによりも心配が大きくて、自分の痛みはあまり感じなかった。
少しして歩いて病室に移った。
早くじゅんたすに逢いたい。
ただそれだけ。
ガラス越しの保育器ごしにじゅんたすに逢えた。
さっきまでおなかにいたなんて信じられず、
不思議な気持ちのままその日を過ごした。
はやく抱きしめたい。
つっつくだけでもいいんだけど。
はやくママのとこに来てね。
『潤ノ助!生まれてきてくれてありがとう。愛してるよ。』