こんばんは。
皆さま、お元気でしょうか?
お久しぶりのRONTA です。

色々お話を書こうと思っているのですが、思うように進まず…。

潤くんのお誕生日のお話も…。
お誕生日当日に間に合うのかな〜?という状況です…。






今回は、そんなRONTA の現実逃避の妄想なので、軽〜く流して読んでくださいね♡


















※〜※〜※〜※〜※〜





















夕飯を食べ終わってからリビングで俺はゲームを、大野さんはテレビを見ながらくつろいでいると、



「ニノー!智ー!
お風呂の用意が出来たよー。
どちらからでもいいから入ってよー。」


パタパタとスリッパの音を立てながら潤くんがリビングにやって来たのだった。





今日は翔ちゃんと相葉さんは仕事で、釣りの帰りに立ち寄った大野さんと仕事が終わってやって来た俺の2人が潤くん宅にお邪魔して夕飯をご馳走になったのだ。
(勿論、泊まらせて貰います!!)






夕飯を食べ終え、マッタリと過ごしている現在の時刻はまだ…20時過ぎ。





「潤くん。
俺、ゲームが今いいところだから、お風呂後でいいや。」


と言うと潤くんは、


「じゃあ、智。
入ってきてよ。」


と大野さんにそう言った。


すると大野さんは、


「え、オイラ、今テレビが丁度いいところなんだけど…。」



と大野さんが画面見ながら、ハハハハハッと笑い、


「オイラも後でいいや。」


と言うと潤くんが、



「ダメッ!!
智、入ってきてよっ!!」


とテレビのリモコンに手を伸ばしテレビを切ったのだった。



えっ?

潤くん…?



冗談でやっているのかと思ったが、潤くんの顔は真剣で…。




「智、お風呂入って!!」


と両手を腰に当て頬を膨らませてそう言う潤くんに、



「潤ー。
後でいいじゃないかよー。」


と大野さんがのんびりとした声で言うと、




「だって…。
早くお風呂に入って準備しないと…。」


と潤くんがそう言ったのだった。






「準備…?」


「なにの…?」


と大野さんと俺が顔を見合わせてそう言うと、潤くんは何だか恥ずかしそうな顔をしたのだった。






すると大野さんが、



「潤…。
まさかお前…。
いや…それは翔ちゃんに悪いよな…。」


と呟き始めて、



「潤がそこまで言うのなら…。

ん〜。」


と言いながら潤くんにチューをしようとしたのだった。



慌てて立ち上がり、



「ちょっとっ!!
大野さんっ!?」



と言いながら大野さんを潤くんから引き離し、




「アナタ、何やってんのよっ!?」


と言うと、潤くんも、
 

「智っ!?
何すんだよっ!!」


と言い、



パコーンッ!!



と潤くんと2人で大野さんの頭を叩く(はたく)と、



「いってーなーっ!!

潤っ!!
おめぇが紛らわしい事言うからじゃないかっ!!」


と大野さんは頭を撫でてながらそう言ったのだった。









多分、大野さんは、潤くんの言った『準備』をエッちぃ方の意味で捉えたんだろうな…。



そんな事潤くんが言う訳ないし…。



そんな事を…翔ちゃんが許す筈がないじゃん。



呆れながら大野さんを見つめていると、




「だって…。
今日からまた始まるじゃん…。」



と潤くんが嬉しそうに呟いたのだった。



「「はい?
なにがっ!?」」


と言うと、




「今日からさ、しょおくんと相葉くんがスペシャルナビゲーターを務めている例の番組がまた始まるから…。
それを見なくちゃいけないんだもん…。」



と潤くんは恥ずかしそうにそう言ったのだった。








ああ…。

きっと翔ちゃんが潤くんに見て欲しいとか何とか言ったんだろうな。


潤くんも言われなくてもきっと、その番組をテレビの前で正座して見るつもりだったんだろな。
(翔ちゃんを…。)






でも今日は確か…。




と思っていると潤くんが、



「翔くんが、
『俺が出るのか相葉くんが出るのか、毎日テレビの前でいい子にして待っていてよ。』と言ってたから…。」


と大きな瞳をキラキラと輝かせながらそう言うと、大野さんが、



「潤…。
今日はな、あ…ゴフッフゴッ!!」


と言いかけたが、速攻で口を押さえて黙らせたのだった。




そのまま大野さんを廊下へと引きずり出すと、



「ニノッ!!
お前、なにすんだよっ!!
苦しいだろうがっ!!」


と大野さんが抗議してくるので、




「大野さん、言っちゃダメだよっ!!」


と言うと大野さんは、


「んなの調べれば分かるし、新聞のテレビ欄にも載ってるだろう?」


首を傾げながらそう言った。




「大野さん…。
潤くんは翔ちゃんの、
『俺が出るのか相葉くんが出るのか、毎日テレビの前でいい子にして待っていてよ。』
って言う言葉を素直に守ってんだよ。」


と言うと、大野さんはポンッと手を叩き、



「それはあり得るな…。」


と呟いたのだった。










そんなこんなで俺達は順番にお風呂に入り、潤くんの用意してくれたお風呂上がりに飲む用のお酒を飲みながら番組が始まるのを待っていた。





お風呂上がりでいつもより幼く見える潤くんが、眼鏡をかけてテレビの前できちんと正座をしてワクワクしながら待っていたのだが、画面に映し出されたのは…。










「あ…。
今日は相葉くん…だったんだ…。」




と、しょんぼりとした声で潤くんがそう呟くのと同時に、バンッ!!とリビングの扉が開き、



「じゅーんっ!!
ただいまーっ!!」



とご機嫌な翔ちゃんが帰って来たのだった。



「しょおくん。
お帰りなさいっ!!」


「ただいま、じゅーん。
ん〜♡」

チュッと翔ちゃんが潤くんにキスをすると潤くんは、


「もう。
しょおくん…。
智もニノもいるんだから…。」



と言いながらも嬉しそうで…。


 

しかも翔ちゃんが潤くんの耳元で、



「潤…。
いい子にして待っていたから…。
今日はご褒美あげないといけないな…。」


と囁くと、潤くんは耳まで真っ赤にして「うん。」と頷いていたのだった。





イチャイチャとしている2人を他所に大野さんは、





「ふぁーーーっ!!
俺は寝るとするか。」



と言い立ち上がろうとするので、


「大野さん…。
アナタは今日は俺と一緒に客間で寝ましょうね。」



と小声で言いながら大野さんの首根っこを掴むと、



「何でだよっ!!
俺は寝るのなら、潤のベッドがいいんだよっ!!」


と大野さんも小声でそう言ってきた。



「お願いだから今日は大人しく俺と一緒に客間で寝てくださいよ。」


と言っても大野さんは、


「俺は潤の香りのするベッドで寝るんだいっ!!」


と言い続けるので、
  


「いいから、一緒に寝ろやっ!!」


とドスの効いた声で言うとアッサリと、




「お…おう。
そうする…わ…。」


と言ってくれたのだった。




俺達の様子に気が付いた潤くんが、




「どうしたの、ニノ?」


と聞いてきたので、


「ううん。
何でもないよ、潤くん。」


と答えると、


「そう?
智とケンカでもしたのかと思ったよ。
違うのならよかった。」


と潤くんはニッコリと笑いながらそう言ったのだった。










翔ちゃんもお風呂から上がってきて、相葉さんの番組も終わり、





「そろそろ寝ようか?」


と翔ちゃんがそう言うと、潤くんはコクンと頷き、




「じゃあ、智、ニノ、おやすみなさい。」

「兄さん、ニノ、おやすみ。」


と潤くんと翔ちゃんがそう言い、俺も大野さんも、

「「おやすみー。」」



と言い俺と大野さんが客間に入り扉を閉める瞬間に見えた翔ちゃんの顔が…。




左の口角をクィッと上げてフッと笑い勝ち誇った顔をしていたのだった。















うん。


今の顔…ちょっとムカつくよね…?



潤くんがあんなに『ご褒美』を楽しみにしていたから邪魔するのを止めてあげたけど…。




翔ちゃん、覚えてろよっ!!




と思いながら、眠りにつこうとしたその時…。


















♫ピンポ〜ン ピンポ〜ン♫



♫ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン♫




チャイムの音が部屋中に鳴り響き暫くすると、ベッドルームの扉がバンッ!!と開いた音がしたかと思うと、


「あーっ!!もうっ!!
誰だよっ!!こんな夜中にっ!!」




と言う、ご機嫌ななめな翔ちゃんの声が聞こえたのだった。



















数分後…。



  





リビングにて、




「翔ちゃん、ごめんねっ!!ごめんねっ!!」


と謝りながらも美味しそうに夕飯を食べている相葉さんと、



「…いや…。
大丈夫だよ…。」


と言いながら明らかに不機嫌な翔ちゃんと、



「アナタ、何でこんな時間に来たのよ?」


と言う俺の姿があったのだった。




大野さんは既に夢の中で、潤くんは…。


出て来れないよね…?









「そういえば、潤ちゃんは?」



お刺身を食べながらキョロキョロする相葉さんに翔ちゃんは、



「ああ…。
潤はもう寝ていて…。」


と言うと、相葉さんはお箸をテーブルの上に置くと、



「そうなんだ。
じゃあ僕、潤ちゃんの寝顔を見てくるねっ!!」


と言い立ち上がったのだった。



翔ちゃんが慌てて相葉さんの腕を掴んで、


「ちょっ!!
相葉くんっ!!待ってっ!!」


と言うが、力加減バカ男の相葉さんにはそんな翔ちゃんが掴んだくらいではものともせず、するりと翔ちゃんの掴んだ手から抜け出すと、





「えー!!
何でダメなのー?いいじゃん翔ちゃんー。
潤ちゃーん、帰ってきたよーっ!!」



と言いながらベッドルームへと消えて行ってしまったのだった。



「ちょっ!!
相葉くんっ!?」


と慌てて相葉さんを追いかける翔ちゃんの後ろ姿を見つめながら…。









ふふ…。


相葉さん…グッジョブ!!


これで翔ちゃんは潤くんとのイチャイチャがまたお預けだな…。




と思わずニヤリと笑ってしまったのだった。

















翌日には不機嫌な天使が朝からせっせと朝食の準備をしており、翔ちゃんの肩はますます撫でてしまっていたのだった。




























嵐の休日 今日からまた始まるよ!!編
⭐⭐ end⭐⭐














最後まで読んでくださってありがとうございます照れキラキラ