映画三昧 #2312 ⭐️⭐️➕ ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル(17) | juntana325 趣味三昧

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前のジュマンジーは、双六のようなアナログゲームを映像化した作品だったが、今回はロールプレイングのTVゲームをテーマにして、作品を刷新した。だから、ゲームの名前だけが、「ジュマンジ」と残してあるが、話は、全く違う。恐らく、興行的に有利だと考えたのだろう。




前作は、B級作品として悪くなかったが、今回のも、そこそこ面白い。考えようによっては、冒険アクションのジャンルは、ほとんどがロールプレイングゲームのようなもので、この作品が、ロールプレイグだから面白いという訳ではない。ただ、高校生たちが、それぞれゲームキャラクターに扮して、制限されたライフの中で、ミッションをクリアしていく展開は、面白い。




ストーリーは、さほど目新しくない。バラバラの四人が、次第に協力し合うようになるのも、この手の作品では、常套手段だ。三回のライフをどこで使うかというのが、この作品のアイデアだ。初めは、訳もわからずに、ライフを使ってしまうが、徐々に戦術的に考えるようになる。それも、最後の一つになると、それまでの大胆な行動も、萎縮する。最後の一つのライフを失う恐怖がスペンサーに、重圧となってのしかかる。その時すかさず、ブリッジが、命は元々一つしかないと応える。命は大切だが、命を惜しんでいたら、このゲームからは抜け出せない。何気ない会話の中に、人生の真理のようなものを感じさせる。




そして、ついに、ミッションを貫徹しゲームは終了する。彼らは元の世界に戻る。元に戻ってみると、そこには、今までと気持ちの上で、少し違った高校生たちになっていた。これも冒険アドベンチャーの王道



1995年製作の大ヒット作「ジュマンジ」の続編で、「ワイルド・スピード」シリーズのドウェイン・ジョンソンが主演を務めたアドベンチャーアクション。高校の地下室で居残りをさせられていた4人の生徒たちは、「ジュマンジ」というソフトが入った古いテレビゲーム機を発見する。早速そのゲームで遊ぼうとする4人だったが、キャラクターを選択した途端にゲームの中に吸い込まれ、各キャラクターのアバターとなって危険なジャングルの中に放り込まれてしまう。マッチョな冒険家やぽっちゃりオヤジなど本来の姿とかけ離れた姿に変身した彼らは、ゲームをクリアして現実世界に戻るため、それぞれ与えられたスキルを使って難攻不落のステージに挑む。共演に「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのカレン・ギラン。「バッド・ティーチャー」のジェイク・カスダンがメガホンをとった。