映画「夜明けのすべて」観ました
松村北斗 上白石萌音 W主演
瀬尾まいこ 原作
三宅唱 監督 作品です
反対にした事に意味はないです
これ 良かったです
事前に思ってた通りの優しい話だった
優しすぎてこんなの現実的じゃないよって
思ってしまったら残念だなと思ってたんですけど
そんな嘘くささや寒々しさは 私は感じませんでした
それが本当に良かった
藤沢さん(上白石萌音さん)はPMSで
山添君(松村北斗くん)はパニック障害で
それぞれ自分の事なのにコントロール出来なくて
他人にも迷惑をかけてしまう
根は真面目できちんとした人なので
余計に苦しくて
その序盤の様子だけで
私はずっと涙が止まらなかった
2人ともとても自然で まるで素のようなんですけど
結構言動がトゲトゲしかったりして
確かにこれは演じているんだなと思いました
なんか言葉にするの私下手ですけど
誰が見ても優しく丁寧な訳じゃなくても
本人達の間でOKならそれが正解って事を
ちゃんと描いてるんだろうなって思いました
ちょっとクスッとするところも
つられてめっちゃ笑ったところもあって
全体的には気軽に観られたのも良かったと思います
本人達はめちゃめちゃしんどそうなんだけど
症状は劇的に改善するはずないし
心持ちは自分にしかどうしようもなくて
それをただ見守っている
共感して泣かせようとする訳じゃなく
無理矢理感動させようとするでもなく
そっと一緒に寄り添う気持ちになれる
だから最後に感じる光の気配に
ホッとするんですよね
2人の笑顔にホカホカとした気持ちになる
山添君の元上司とのエピソードが1番泣けた
特に最後の表情良かったな
渋川清彦さん良いですよね好き
山添君はわかってるのかどうか
わからないところも良かった
伝わってるとは思いますけどね
苦しんでる主役の2人以上に
周りの大人達の様子が泣けて仕方なかった
こういう大人になりたい
そうでなきゃいけないなって思った
劇的な何かがあるわけじゃないので
観る人は選ぶかもしれないけど
なんか観終わった後に
自分も少し前に進めたような
安心して生きていけるような
そんな気持ちになりましたので
出来れば大人の方こそ観てほしい
こういう会社が至る所にある世界を
作るためにはみんながこんな風になればいい訳で
でも現実はそうではない事も多い訳で
おとぎ話みたいに見えるかなと思ったんですけど
とても現実的な展開になっていて
あ 自分でも出来そうって思えたんです
ほんの少し気が付けば
私も誰かの助けになれるのかもって
助けて欲しいって言うことも
助けてあげたいって言うことも
難しいなって私は思う
でもこんな風に当たり前みたいに
助け合ってるんじゃないかな みんな
それをちょっと意識できれば
もっと拡がっていくんじゃないかなって
夢物語みたいにただ
こんな会社があればいいのにって
願うばかりじゃなくて
結構至る所にあるんじゃないかなって
そんな無理な話じゃないんじゃないかなって
そう思わせてくれる映画でした
ついでに6月公開の「言えない秘密」のムビチケと
きき湯目当てでバスクリンのガチャガチャ
公開に合わせて入荷してたのかな?
このガチャなかなかないそうなんですけど
あるやん!ってテンションが上がった(笑)
ピンクのきき湯が欲しかったけど
緑も良しです 可愛い
青いのはポーチで
絶妙に使いにくそうな大きさと形でしたが
すっごい久しぶりにこういうのに手を出したけど
昔食玩とか集めてた感覚からすると
高くなったなーって思いますね まー仕方ない
これは推し活の一環なので安いもんですけど
京本大我くん主演の映画は
泣ける系の恋愛ものっぽい
台湾の映画のリメイクだそうですが
丁寧な作品だといいな
古川琴音さんも好きなんです
可憐な雰囲気のある役者さんですよね 可愛い
雰囲気はとても好みっぽいので
良い作品だといいなーと期待してます