オペレーションの高度化 | Marginal Men -境界人-

オペレーションの高度化

質の高い業務は段取りと情報連携から生まれる。


http://japan.zdnet.com/sp/feature/09bpm/story/0,3800092652,20393263,00.htm



ビジネスをやる上でほとんどの場合、オペレーションというものが存在する。


物流であれば、倉庫のオペレーション。

コールセンターのオペレーション。


いわゆるルーティン業務といわれるやつだ。


大企業の場合、こういったルーティン業務は、社員にやらせるのではなく、

安い派遣社員に実施させたり、

あるいは、業務丸ごと別の会社にアウトソーシングしたりする。

アルバイトを雇うのもそうだろう。


そういう場合、企業目線からすると、

「いかに誰がやっても同じ結果が出せるような

仕組みづくりをするのか」

が鍵となる。


でも。


・・・きっと日本人のDNAなんだと思う。


なぜか、その業務を自分なりに、工夫したがる。


自分ならでは、の事をしたがる。


これが、いわゆる現場力の源泉というやつだ。


海外から言わせれば、どんなモチベーションでそんなことが

できるのかが全くわからないという。


日本企業の強みといわれる。


ただ、現場力のハンドリングは難しい。

これが時として非常に経営的にリスクになるから。


その人個人に業務が依存して、リプレイス不能になってしまう。


そして、その個人もいろいろな人に頼られて悪い気はしない。


やっぱり俺がいないとだめだな、、


という事になる。



全員が一丸になる、ということがいかに大切か。

同じ目的に向かっている場合にこの現場力は

発揮される。

つまり、その目的に向かっている工夫は評価すればよい。

目的に向かっていない工夫は、やめてもらえばよい。


特に目的がない場合、あるいは目的がずれている、ブレている場合、

この現場力というやつはリスクでしかない。


その個人が楽かどうか、と

その業務が本質的にサービスレベルの向上になっているかどうか、

は違う。