前編を読んでない方はこちらから。
仙台と名古屋が嫌いな人は後編から読み始めて大丈夫です。
■18きっぷ旅③:新潟・長野編
■18きっぷ旅をやってみて。
18きっぷ旅③:新潟・長野編
8/25,26,27で、新潟・長野・山梨に行ってきました。
全行程は普通列車を使いますが、2日目は18きっぷを使っていません。その理由についても後述していきます。
25日(1日目)の移動はこんな感じです。
越後湯沢で1時間の昼食休憩を挟みます。
08:19高田馬場ー08:23池袋
4分はもう乗車してないのと同義です。
08:31池袋ー09:12桶川
40分乗ります。40分は近所。今日は暑くて汗がやばいです。汗が目立つ服を着てしまい後悔。
09:15桶川ー10:15高崎
15両から15両の乗り換え。車両の数は正義。余裕で座れました。籠原駅で自分が乗ってた前方5両が消えるので、高崎に運んでくれる後方10両へ移動します。
10:24高崎ー11:31水上
素早く乗り換えをして無事にロングシートの端席に座れました。50分くらい乗ります。
11:39水上ー12:13越後湯沢
これに最後まで乗ると長岡まで行けるのですが、お昼休憩を取るために越後湯沢で途中下車することに。なので30分ほどしか乗りません。越後湯沢からまた乗る時に座れるかなぁと少し心配。この区間には「モグラ駅」で有名な土合駅がありますね。
越後湯沢駅に到着。
12:14に越後湯沢駅について昼ごはんを食べて、次は長岡行きの13:14発の電車に乗るか、14:16発の電車に乗るか選べます。越後湯沢で2時間も時間を潰せないので、1時間でお昼を食べることにしました。
越後湯沢駅から徒歩6分の場所にある「食家あさくさ」に到着。
ここは3回ほど来たことがあり、ランチでも居酒屋でも使えるオススメの店です。釜飯は注文してから作り始めるので20分かかります。カウンター席に通されてすぐに注文。乗り換え時間を考えると悠長なことはしてられません。
包丁の音を聴きながら待ってると、タレカツ釜飯が到着。釜飯の上にタレカツが3枚乗ってるので、別皿に寄せないとコメにたどり着けません。時間が限られてるので1.5倍速で食事。めちゃくちゃ美味かったし火傷しました。
13:14越後湯沢ー14:32長岡
3両くらいのワンマンカー。越後湯沢から乗る人が多かったですが、ちゃんとロングシートの端席を確保。80分くらい乗るので座席大事です。家族連れの子供が無限にはしゃいでいました。
家族で毎年の夏に、上越のホテルに旅行に行くのが恒例行事でした。その上越に簡単に来れるようになったんだなと。そこそこ疲労と飽きを感じてきました。ずっとYouTube観てるから軽く酔ったかもしれない。
14:38長岡ー15:55新潟
この日のラスト、77分。先程はロングシートだったので今回はボックスに座りました。人が少なくて快適。仙台編や名古屋編と比べると明らかに人が少なくて良いです。
途中で通過した東三条駅が懐かしい。大学生の時にここから帰った記憶があります。
YouTubeは飽きたのでB'zの動画を見ながらのんびり過ごしてました。目的地に到着する頃にはなぜか体力気力90%になってる定期。
15:55、新潟駅に到着です。
朝に出発して夕方に到着すると18きっぷ旅だな~と思いますよね。
今回はこちらのビジホに宿泊。5800円でした。
本当に普通のシングルのビジホって感じです。TVでよくAVが有料で見られるシステムがあると思うんですけど、なぜかここは無料で見られました。僕は普段TVでAVを見ないので新鮮でした(見たのかよ)。
ここでゲリラ豪雨に襲われました。持ってきてよかった折りたたみ傘。ちなみに今回の旅で折りたたみ傘を使ったのはここだけです。
予約していた居酒屋に向かいます。
ここは2019年の夏に初めて行って、美味しかったのでまた来たいなと思ってた場所でした。前回、佐渡島に行った時はここの店に入れなかったのでリベンジです。
お通しと、飲み放題の八海山の日本酒。
ほっけや玉子焼き、新潟のコメを楽しめる定食などを注文しました。
1人で6000円も使って飲み食いしたのですが、正直期待していたハードルは超えませんでした。5年前と比べて舌が肥えたのかもしれませんね。あとここは飲み放題にするより、高い日本酒をじっくり楽しんだ方が良いのかもしれません。
飲み食いしすぎて球体になりながらホテルに戻ったら遠くから花火の音が。
これは完全にリサーチ不足でした。遠くから見ただけで花火の規模が異次元であることが分かります。参加しに行くべきでした。
2日目スタートです。
まずは新潟のバスセンターにある名物のカレーを、朝食として食べに行きました。開店の8時に行ったのですが行列が。新潟発の電車の時間もあるのでヒリヒリしてました。
こちらがカレー(普通盛り550円)。
正直なんで名物になれたか分からない味でした。1回食えばもういいかなって感じです。
朝食を済ませて早歩きで新潟駅へ向かいます。
26日(2日目)の移動はこんな感じ。
直江津に用があるので2時間の滞在時間を設けています。
08:55新潟ー10:09長岡
昨日のラストマイル(誤用)を逆走する形になります。今日は18切符を使用しないでSuicaで乗車します。理由としては今日の区間はJRが全体の半分くらいしかなく、18切符を使う旨みがないからです。なので5日目の18切符スタンプは3日目に使います。
長岡駅に到着。
ここで45分も乗り換え時間があるので、ぽんしゅ館に行くことに。平日ということもあって空いていて快適でした。500円で5枚のメダルをもらって動画のように楽しみました。
10:54長岡ー12:31直江津
ここは100分も乗り通すので、座席取りが大事です。全区間の中で1番眺望が良い区間でした。
柏崎駅を超えると信越本線は海沿いを走るようになります。iPhone2台持ちを活かして、動画や写真で撮りまくってました。進行方向右側の席を取れていて良かった。
この動画、停止時に看板がキレイに入りきったのでお気に入りです。
12:31、直江津駅に到着。
直江津にはランチをやってる海鮮丼の店が3店舗あるらしく、実際に足を運んでみました。
第1候補の店:本日は魚があまり取れないので休業
第2:今日のランチは予約の人のみ
第3:俺以降に並んだ人は受付ダメ
マジで危なかったです。
海鮮丼(並)をいただきました。1100円でこれなので強いです。ご飯と海鮮の器が別になってるので正確には丼じゃないです。新鮮でした。
そこから歩いて水族館へ。
すみっコぐらしとコラボしてるので釣られました。
水族館の中にはすみっコぐらしのパネルがたくさんあって、家族連れで楽しんでる客が目立ちました。
エイがいたので動画を撮ることに。こちらに気づいてるのか分かりませんが常に笑顔(?)でゆらゆらしててかわいかったです。
引き続き水族館を散策。色んな所にすみっコがいて、寝てるペンギンがいて癒されました。
水族館を満喫したので直江津駅に戻ります。
ここからは「えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン」に乗ります。どういう名前?ここからは18きっぷが使えません。なのでこの日は18きっぷのスタンプを押さずに乗り切ることになるんですね。
14:26直江津ー15:27妙高高原
乗車時間は1時間でロングシートの端席でのんびり。
15:53妙高高原ー16:38長野
「しなの鉄道北しなの線」に乗り換えますが、どうやら改札を出なくても良かったらしいです。直江津の時に妙高高原までの切符を買ってしまったので(多分長野の切符買えばよかった)、1度改札を出てから長野駅までの切符を買ってまた入場する無駄ムーブをしてしまいました。しかし乗車人数が少なくてボックスシートに余裕で座れたので助かりました。
16:38、長野駅に到着。
今回はこちらのホテルを利用。
6850円でしたが、正直もう使うことはないです。部屋や設備がぼろいのと、駅地下であるがゆえに外がうるさいのと、Wi-Fiが繋がりにくいのでしんどかったです。
シャンプーバーと部屋からの長野駅の眺望だけが良かったです。
シャワーを浴びて着替えて外に出ます。すみっコマルシェが長野でやってたので軽く見てきました。ざっそうかわいい。
初見の居酒屋にトライしてみようと、駅近のこちらに来訪。
結論、大当たりでした。入店5分で再訪を決意するレベル。
カウンターに通されてこれがあるだけで、テンション上がりますよね。
てんぷらや日本酒や寿司を楽しみました。しいて言うなら寿司のメニューをもっと充実させてくれると嬉しいです。
気持ちよく酔っぱらったので長野駅から徒歩30分の場所にある善光寺に歩いていくことに。酔っぱらった時は歩きたくなるのなんでなんでしょうね。
3日目スタートです。
3日目は途中で甲府に寄りますが、それ以外はひたすら帰っていきます。1日目の逆みたいな感じ。全然使う路線違うけど。
長野駅ってちょっと京都駅っぽいですよね。
少し早めにチェックアウトしたので駅でそばを食べました。長野ってそば有名だったなと。
08:15長野ー09:36松本
電車を待ってたら自分の場所まで車両が届かなかったです。何とかロングシートの端席には座れたのでセーフ。初めて利用する電車の場合は大人しく誰かの後ろに並んでおいた方が良いのかもしれない。明らかに出勤・通学の人しかおらず、平日有給の恩恵を得ています。
09:40松本ー11:43甲府
2時間ロングシート耐久。端席に座れたので安心。電車にトイレが付いてる時は終点の手前で用を足して、乗り換え時間では用を足さないようにしてます。
11:44、甲府駅に到着。
ここで1時間の昼食休憩を取ります。南口の小作で「焼豚ほうとう(1900円)」をいただくことに。
北口の小作の方が焼豚ほうとうが美味かったなと思いつつ、まだ時間が35分ほどあったので会社用のお土産を選定。駅構内になるワインの立ち飲みの店で白ワインをいただきました。18きっぷを眺めながら。
12:45甲府ー13:34大月
甲府から乗る人が多くて座れるか心配でしたが、甲府で降りる人がその分多くて無事にロングシートの端席に座れました。
13:48大月ー14:54国分寺
東京行きの中央特快です。ロングシートの端席定期。帰りは全部ロングシートの端席でしたね。なんか東京に帰ってきたんだなと感じました。雨降ってました。
国分寺駅でJR改札を出場して18きっぷの役割を終えました。別に僕の家の最寄が国分寺駅という訳ではないです。それで言うと高田馬場もだし。
新潟長野(甲府)編、非常に長い旅でした。でもやって良かったです。楽しかった。
18きっぷ旅をやってみて。
8/3の仙台、8/17,18の名古屋、8/25,26,27の新潟・長野・山梨。
3回にわたる18きっぷ旅をやってみて、セルフQ&A形式で感想を書いていきます。
Q.この3回の旅行で、いくらお得になったの?
青春18きっぷの1回分は2410円です。高田馬場スタートとして換算していきます。
・仙台は通常時に普通列車で行くと6050円なので、3640円お得になりました。
・名古屋は6380円なので、3970円お得になりました。往復したので7940円お得になりました。
・新潟は5720円なので、3310円。長野から国分寺は4840円なので2430円お得になりました。
A.今回の3つの旅で、17320円お得になりました。
でも18きっぷを使わない時期に、普通列車で行こうと思いませんよね。新幹線とか特急列車を使いたくなると思います。そう考えるともっとお得になったと考えてもよさそうです。
だから僕が2日連続で1食6000円のディナーを楽しんでも、無料というわけです。は?
Q.なんで18きっぷの旅をやろうと思ったの?
A.自分の中で日に日に大きくなる旅行欲を、満たしてあげたかったからです。
南海トラフが云々になってから、「今のうちにやりたいことやっておこう」と思うようになりました。貯金してても死んだら意味ねえなとか。瓦礫に挟まって死を待つだけの状態になった時に、「もっといろんなところに行っていろんな経験しておきたかったなぁ」と思いたくないというか。そんなところです。
Q.18きっぷ旅をやる上で意識したことはある?
A.乗り換えと座席争奪戦に真剣になることです。
基本的に、トイレはトイレ付きの車両で乗車時間中に済ませるべきです。乗り換え時間に余裕があるから駅で時間を潰してよいのは、次の電車がまだ駅に入線してない時と考えてます。次に乗る時間が20分とかだったら良いですが、基本的には座りたいと思うので頑張ってください。
僕は今回の3回の旅行で座れなくて立ってた時間はトータルで30分くらいだと思います。「この人すぐ降りそうだな」って人の前に立ちましょう。自分と同類の18きっぷ利用者はどうせ終点まで座ってるのでその人の前には立たないように。
Q.座ってる時にどうやって時間を潰してた?
A.オフライン保存しておいた動画を見てました。
僕はYouTubeプレミアムでiPhone2台持ちなので、オフライン動画保存を平日やホテルでWi-Fi環境下で行ってました。移動中は余計な通信量を使いたくないのでオフライン保存していた動画を見てました。ボックスシートに座れた時は音楽聞きながら車窓を眺めるのも良いです。
Q.18きっぷ旅でおすすめしたいアイテムはある?
A.スマホ・ノイキャンイヤホン・モバイルバッテリーは必需品として、それ以外で言うとこのキレートレモンは心なしか効いた気がします。ビタミンって不足しがちだから良いかなと。逆にカフェインはトイレが近くなるのと、別に寝たければ寝ればよいので取らないようにしました。
18きっぷ旅は終わりですが、私はまだ9月に2回の旅行の予定を残しています。
それもブログにできればよいなと。それでは~