【伊達さゆり:あしあと】感想。 | 「じゅん通信」

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「あしあと」は、僕が1番好きな写真集です。

発売から1週間が経った、伊達さゆり1st写真集「あしあと」。今回は「あしあと」の感想を書いていこうと思います。

 

先日、撮影地である沖縄と仙台に遊びに行ってきました。

 

 

 

写真集の撮影地を巡礼する目的ってなんでしょう。

僕は「写真集の解像度を上げるため」です。

 

実際の撮影地に行き、写真集と同じカットで撮影してみるのは1つの楽しみ方に過ぎません。

 

例えば竹富島のビーチに自分で足跡を付けてみて、「あしあと」というタイトルについて考えてみたり。松島の適当なベンチに腰をかけて、松島で撮影されたショットを読み返してみたり。

 

実際に伊達ちゃんが、見て聞いて嗅いで触って感じたものを自分も感じて、「あしあと」に対する解像度を上げることを目的として行きました。

けっこう忙しい巡礼にはなりましたが、じゅうぶんに解像度を上げられたので、やっと感想ブログを書けるようになった次第です。

 

写真集のタイトルや写真・シーンごとに伊達ちゃんが込めた想いや、撮影の感想などはいろんなメディアや店舗特典などで語られています。

あくまでもこのブログは、僕が抱いた感想ということでよろしくお願いします。

 

 

今回は「沖縄」と「仙台」の2ヶ所で撮影しました。さらにその中で、衣装・シーンごとに分かれています。

図で表すとこんな感じになるのかなと思います。

 

 

メイキング映像やハチのばフォトブックには本誌とは別のカットがありますが、上記の5種類のどれかに分類されるのかなと思っています。

では番号別に感想を書いていきます。

 

 

仙台編1:伊達ちゃんが生まれ育った場所。

#学校 #松島 #バス

ここは時系列で言うと、19歳までというか一般公募前のイメージです。

 

#学校

実際に伊達ちゃんが学生の時に使っていた教科書やノートを用いて、学校で撮影していましたね。授業中に眠っていたエピソード、女バスのマネージャーをやっていたエピソード、自転車に8年ぶりに乗ったエピソードが写真とリンクしていて、まさに伊達ちゃんの学生時代を表しているなと思いました。

 

分かりやすく「あしあと」の冒頭に載っていて、「あしあと」を時系列に並べるならここが1番古いシーンになるのかなと思います。

 

#松島

仙台の観光地と言えば松島。花柄だけど派手すぎない洋服に身を包んだ伊達ちゃんが、ジャンプしたりラムネを飲んだりしています。等身大の伊達ちゃんですね。

表紙として選ばれたのも松島であり、表情と意味も相まって「あしあと」にピッタリなシーンだと思いました。

 

#バス

仙台の観光バスである「るーぷる仙台」。地元に根付いた交通で撮影するのも素敵だなと思いました。めちゃくちゃ土砂降りのようでしたが。

休日にどこかお出かけに行くような格好をしていて良いですね。

 

どこか幼さ・あどけなさ・安心感が全体の表情から感じました。仙台での撮影であることを強く感じさせるシーンでしたね。

 

僕が1番好きなカットは

#学校:両手で赤のペンを持ってるやつ。

→ふと後ろみてこれだったら好きになっちゃうから。

#松島:表紙と似てるけど表情が澄ましているやつ。

→多分1番長く見たページがこれ。見入ってしまう魅力がある。

#バス:目だけ席から出してこっち見てるやつ。

→ふと後ろみてこれだったら好きになっちゃうから。

 

 

仙台編2:オーディションの決意。

#仙台駅

これが無かったら「あしあと」は生まれていなかったと思う。伊達ちゃんが一般公募を受けてくれたおかげで、全ての今があるんだなと痛感したシーン。

 

白を着てクソデカ黒リュックを背負っている伊達ちゃん。オーディションを受けるために初めて仙台を飛び出して上京したエピソードとリンクしています。

 

笑顔のカットもあるのですが、やはり印象的だったのは真面目な表情です。エスカレーターを登っていく時、ベンチに座っている時、新幹線に乗る時、伊達ちゃんは何を考えていたんでしょうね。

 

先日のBDイベの「伊達ちゃんのお母さんの手紙」を思い出してしまって、ホームの巡礼の時に僕はけっこう泣きそうになっていました。

 

僕が1番好きなカットは、冒頭の見開きになっているカットです。

これから仙台を飛び出していくんだという想いと、故郷に思いを馳せているような想いの両方を感じ取れて好きです。

 

 

仙台編3:等身大の背伸び。

#浴衣 #ホテル

ここは伊達ちゃんが少し背伸びをして、大人な姿を見せているシーン。

仙台編は時系列でいうと①→②→③の順だと思います。

 

#浴衣

ありがとう。

写真集で見たいなと思っていた格好ランキング1位がこれだった。僕は浴衣姿におけるうなじが性癖すぎて調査兵団に入団したことがあります。なんの?

 

青の浴衣が、景色にも伊達ちゃんにもピッタリですごい。すごいすき。なんで俺はこういう夏を過ごさないで26歳になってしまったんだ?俺は何がしたかった?

 

image

 

#ホテル

1番ドキドキしました(素直)。

「あしあと」に関するお話の中で1番語られていないシーンがこのホテルパートだと思っています。このパートはどう解釈すれば良いかちょっと悩んだんだけど、表情や構図で大人らしさを演出していて、素敵だなと思いました。

伊達ちゃんはきっと素敵な大人の女性になるでしょう。

 

僕が1番好きなカットは

#浴衣:何にしようか迷っている感じのやつ。(大手屋冒頭)

→ふと左みてこれだったら好きになっちゃうから。

#ホテル:布団の中から覗いてるやつの右。

→この表情と角度は「あしあと」の中で唯一無二であり、好きのストライクで三振したから。

 

以上が仙台編の感想です。

伊達ちゃんが仙台に住んでいた頃、オーディションを受けて上京する瞬間、少し背伸びをして大人っぽい姿を見せる伊達ちゃん。非常に綺麗にまとまっていましたね。

 

 

 


 

 

沖縄編1:憧れの地でのバカンス。

#ほぼ全部

沖縄編のほぼ全部はここに収まるのかなと思っています。

慣れ親しんだ故郷の仙台と、人生で初めて行った憧れの地である沖縄が対比になっているのかなと。伊達ちゃんが少し早めの夏休みを取って、バカンスを楽しんだイメージを持てました。

 

「あしあと」では、仙台編最後で新幹線に乗って、その次のページが沖縄の船上だったのが面白い位置関係だなと思いました。

このシーンは伊達ちゃんがとにかく楽しそうに石垣・竹富を満喫している様子が収められていて、その笑顔にこっちも微笑ましくなりました。とにかく笑顔が眩しいのがここですね。

いつも忙しい伊達ちゃんが仕事とは言え、沖縄の海で楽しそうにしているのを見れてどこか安心もしました。

 

竹富島のビーチで裸足になり、あしあとを付けてみました。

普段の生活で、自分のあしあとに向き合うことがないことに気づきました。コンクリートの上で生きている我々が振り返っても、そこにあしあとが残りません。

 

もし今まで自分が歩いてきたあしあとが可視化されたとして、全く同じルートを辿るものはないのかなと思います。人によって歩幅も歩容も違いますし、我々の生きているこの次元では、同じ時間に複数のものが同じ場所に存在することは出来ません。

 

そう考えると、あしあとほど自分の人生を表してくれるものはないのかなと思い、この「あしあと」のタイトルがもっと好きになりました。

 

ここで僕が特に好きなカットは

・麦わら顔アップ。

→顔よすぎだから。

・頬ぷくってなりながら海に浮かんでるやつ。

→あまり見ない表情で新鮮だしシンプルにかわいいから。

・黒衣装見開き。

→これデスクトップにしたいレベルでかわいいから。

・アイス食ってるやつの右。

→MyGirlで先行お披露目されてたやつ。やっぱこれ好きだわって改めて思ったから。

・下唇突き出し。

→ずるいから。

 

ここは大変ボリューミーなシーンなので、読み応えがあります。

伊達ちゃんが楽しそうにしながらもいろんな表情を見せてくれているので、何度読んでも飽きません。撮れ高の宝庫でした。

 

 

 

沖縄編2:等身大の背伸び。

#青衣装

 

ここに黒衣装も入れようか迷いました。

青衣装も黒衣装も共通して笑顔のカットが1枚もなかったので。

でも黒衣装の伊達ちゃんから受け取ったのは等身大の姿であり、青衣装は背伸び・大人な印象を受けたので、青衣装単体でこの分類にしました。

 

ここは雨に濡れた伊達ちゃんが、大人っぽい表情とポーズを決めているカットばかりです。

沖縄は初めて来た場所=未知な場所だからこそ、未知である将来・大人の姿がいっそう映えるのかなと思いました。

 

以上が沖縄編の感想です。

伊達ちゃんの笑顔が映える場所ですね、沖縄。

 

 

 


 

最後は全体を通しての感想などをつらつらと。

 

僕は少し心配していたのですが、「あしあと」が安直なエロに走らなくて良かったです。
写真集ってどうしても脱いだりとか、盛ったりとかが横行するイメージがあるじゃないですか。それは売上を伸ばすため、多くの人の気を引くため、コンセプトなど色んな理由があるので、一概に悪とは言いませんが。

 

大人な姿を見せる=露出を多くするでは決してないですし、当時19歳の伊達ちゃんが見せた等身大の姿と、少し背伸びをして大人になった姿が詰まっていて、安心して読み終えることができました。きっと伊達ちゃんは内面から素敵な大人になっていくと思います。

 

ラジオ「なんだりー」で「撮影のために体づくりしたのか」という問いに対して、「しなかった」と答えてたけどそれで正解だと思います。体づくりをしたら等身大じゃないですし、てか体づくりしたの俺だし(?)
 

本紙以外で1番好きなカットは、Amazon特典の髪に花をつけてる伊達ちゃんです。

僕の今のスマホのロック画面にしています。情報発表当時に「Amazonの特典、弱くない?」と思っていたのだけどそんなことはなかったです。弱いのは俺。

 

もし「まだ読んでねンだわ」って人がいたら是非チェックしてみてください。

ハチのばはミニフォトブックが付いてくるのでお得感があります。

 

 

僕は20歳のお祝いで20冊買いました。

開封したのはこのうちの2冊だけなんだけど、20周以上読んでるので許して下さい。

 

 

伊達ちゃんが21歳になる時にも、また読み返してみようと思います。

20歳の伊達ちゃんが歩んで残していくあしあとの横を、一緒に歩んでいけますように。

それでは。