「潤、お前、、、 聞こえるのか…... 声が......」
「今、聞こえた......」
「なんで!? 潤に聞かせたっ!!!」
お前が気づかないからだ。。
「やめろ!!! 潤は知らなくていい!!! 自分の夢だけでいいんだ!!!」
智、もう遅い。。。
お前は、潤の前から、いなくなれない・・・・・・・・・
「なれる!!! だからやめろ!!! 潤には」
「智くん・・・・・・、」
「お前は、自分の夢を強く願えばいいんだ、強く、、願え!!!」
潤よ、よく聞け。
この世界は、兄、姉として産まれてきたものの宿命がある、
ある力を身につけて産まれてきている。
それは下の兄弟の夢を叶えること。
その力に全力を注ぎ、その役目は、、、終わる。
それが、、兄として産まれてきた、智の役目
潤の夢が叶えば…...
智は、なにも残らない。。 消えてしまうんだ、、跡形もなく・・・・・・
「や、やめろって・・・ 言うな・・・よ やめて・・・くれ」
なぜだ? それが・・・ お前の運命だ!!!
なぜ泣く・・・?
それは、、潤を愛してるからだ。
離れたくない!
1番そう思ってるのは
智、
お前だよ・・・・・・・・・
「ちが、、オレは、、、潤が、、、幸せ・・・に・・・なれば・・・・・・くっ(>︿<。) それで・・・ それで・・・・・・」
潤よ、深く考えることはない。
たとえ、智がいなくなっても、それは智の運命。
お前が考えることではない。
お前は、自分自身がどうしたいか・・・ それだけを強く思え。
人間になり翔さんの前に現れるか…...。
今のまま、、、、か。
「だから、潤は人間になりたいんだ!!!」
いい加減にしろ!!!
お前がそばに居たいと思ってる以上、
潤は完璧な人間にはなれない!!!
それくらいわかってるだろ!!!
全身全霊を使わなきゃ...
「わかってる!!!!わかっ・・・」
「もうやめてっ!!!
智くんをイジメないで!!!
智くんを泣かすヤツは
神様だろうがなんだろうが、
ボクは 絶対 許さない!!! 」
「潤・・・。」
ふぅ〜
この話は終わりだ。。
今のお前らにその資格はない・・・・・・・・・・・・
よく考えるんだな・・・・・・・・・・・・・・・。。
智。
「うっっ...、ひっ... く ......」
「智くん泣かないで。 ボクがそばにいるよ…ねっ?」
そう言って潤はペロペロと俺の涙を舐めた…。
オレは・・・・・・ダメな、アニキだ・・・・・・。