今日はLINEASTORIA(リネアストリア)のブランドステートメント、
「ウィッグは、ひとと咲く」について。
僕たちリネアストリアが一番言いたいことを、
たったの一言で、3wordsで言い切れたと、そう思っています。
今回のリネアストリアのブランディングプロジェクトですが、
あるデザインファームとの共同作業でした。
パッケージやロゴマークは行きつ戻りつつでも前進していたのですが、
難しかったのは「ブランドステートメント(宣言、主張)」でした。
まずは、デザインファームとの約1年に及ぶコミュニケーションで、
僕はリネアのやりたいこと、大切にしたいこと、これからの夢、リネアのお客様のことなど、何十時間もかけて話してきました。
そしてコピーライターさんも交えてステートメントを作り始めたのですが、
これが本当に、、、難航しました。
僕も昔から脚本を書いていたり小説を書いていたりと、
言葉の使いかたには敏感な方だと思います(たぶん)。
なので、僕もなかなか納得できなかったのです。
そしてもう一度みんなで原点に戻って。
コピーライターのWさんはリネアのスタッフ、お客様にインタビューしてくれました。
自分でも友人のサバイバーの方にヒアリングして涙し、購入したウィッグをつけてみたり。
デザインファームの代表はお母様を連れて東京サロンに来て、一緒にウィッグを選んでくれました。
そしてまた、お客様のレビューをもう一度読み込んだり、あれこれディスカッションを繰り返して。。。
2018年7月26日。
もうこれで何回めなのか、、、
コピーライターさんが書いた案を一枚ずつ見せてくれます。
その5枚めでした。
思わず「あっ」と声が漏れました。
「ウィッグは、ひとと咲く。」とありました。
しばらくその12文字を見ていて、
僕は、「もう次を見せていただかなくても大丈夫だと思います」と、
そう伝えました。
たぶん、もうこれしかないと。
それくらい僕の中では、
もう足すもの引くものは何もなく、
僕たちリネアストリアのこれまでもそしてこれからもを、
しっかり包み込んでくれる言葉だったのです。
ウィッグは、ひとと咲く。
その「ひと」とは、
ウィッグをつけてくださる「ひと」であり、
そのひとが想う大切な「誰か」であり、
そのひとを大切に想う「誰か」なのかもしれない。
「咲く」とは、
花ひらくことであり、
口と「笑う」が字源であり、
一番美しい時間のことであり。
LINEASTORIA(リネアストリア)
村瀬純平
〜リニューアルされた公式サイトです〜