830キロ目前で、ドライバーが僕に車を降りろと。
検問があるらしい。
このトラックは正式には3人乗り。でも8人乗ってる。違法。
違法である5人が歩いて検問を迂回、後でトラックに合流するというのだ。
向こうにうっすら検問の灯りが見えている。
あとは星空。月もない。

道路を迂回する訳で、道なんてない。でこぼこ、急に凹地があったり、川があったり。もちろんライトをつけては公安に見つかるので、足下が全く見えない。
それでも中国人は夜目がきくのか、意外にすいすいと。
公安のサーチライトがこっちにやって来た。
リーダーが「しゃがめ!」と。
全員一斉に地面に這いつくばる。
スリル満点。
「走!!」
行けと。一斉に走る。何度も転ぶ。
そして最後に徒渉。
川をずぶずぶと渡って、やっと検問を迂回。トラックに合流。
僕は頭痛に、目眩、そして暗闇。
何度つまずき土手に転んだか。
 

 

 

〜For Tourist〜

830km地点、ドマル?での検問。
この検問が外国人をとりしまっていたものかどうかは不明。
検問迂回は三人乗りのトラックキャビンに8人乗っていた為。
外国人も取り締まりの対象となっているか、
ヒッチハイクさえダメか、あるいはOKかはドライバーが一番詳しいと思います。