
今回、夜前に紹介したい秋の花 チュベローズ、ジンジャーリリィー。
そうです、ホワイトフローラルの代表的な夜に強く香る花々です。
香りはいずれも、ジャスミン調ですが、チュベローズはフルティー感が強く、ジンジャーはやや柑橘よりの爽やかな香りの花です。
これらの香りの人との関わりを辿ると、如何に人を狂わしてきたかが伺える。
この花の咲き乱れる前で、夜男女が会ってはいけない......
この香料を用いた香水を、淑女たるものは纏ってはならない
つまり、これらの香りは、男を虜にする魔の香りだとして、恐れられてきた....
言い換えれば、我々男性は雀蛾というわけだ。
淑女たるものは、ローズやバイオレットの香りを纏い、禁断の香りは、高級娼婦だけに許される香りだとか......悩ましい香り.........
現代ではどうだろうか.....
チュベローズやジンジャーリリィーの香りを纏った女性にほぼ出会ったことは無い。
ジャスミン調の香りには、覚醒させる生理心理効果があるというが、これらの生花のリアルな香り
には、もっと深い幸福感を呼び起こす何かが潜んでいる様に感じる。
昔のそんな話はとうに葬りさられ、今ではこの香りの魔法を使うものはいなくなった。
9月27日、名月の夜、昔の魔法を使って叶わぬ恋を花の力で引き寄せてみては如何か?