( ここから…7月21日愛媛県の札所と郵便局の旅 )

朝、6時40分から朝食をとり、7時半にホテルをチェックアウトして大洲市へ。


〈番外札所・十夜ヶ橋〉

愛媛県大洲市東大洲1808



空海(弘法大師)が野宿したという伝説のある随一の番外札所。(普通の札所以上に来たかった番外(^^)



言い伝えによれば…四国修行中の大師が菅生山(大寶寺)に向かう途中、この地で日が暮れた。当時この辺りは田園で周囲に宿泊出来る民家もみあたらなかった。なんとか小川に架かる橋をみつけ、仕方なくその橋の下で一夜を過ごす事にしたが、暗く長い一夜が十夜にも思えたという。



橋の下で一夜を過ごしながら…空腹と寒さの中、人々を導くために自身が成すべきことに思い悩み…『ゆきなやむ 浮世の人を渡さずば 一夜も十夜の橋と思ほゆ』と詠まれたことから『十夜ヶ橋』と呼ばれる霊場になった。



野宿大師という呼び方になんでだか刺さってしまった…(^^)


いざ橋の下へ。


就寝中の大師像がいらっしゃった




可愛らしいお布団を掛けて寝ておられる(^^)



お休み中の大師像が奉納されています。



石燈籠は江戸時代の奉納。



寳暦五年乙亥(1755)



鯉のエサが設置してあり、料金箱にお金を入れて紐の付いたカップでエサを撒くと凄い勢いで鯉の口がバクバクと…(^。^)

ちょっと怖かった…もしうっかり川に落ちたら、食べられてしまいそうな迫力があった(><)






十夜ヶ橋の橋の下は…国内で唯一野宿が認められている場所で、十夜ヶ橋納経所では(お大師様と同じ経験をしたいお遍路さんの為に)希望者にはコザの貸し出しをされている。



夏は蚊に刺されそうな場所です。

もし野宿するなら…蚊取り線香と昼寝用のトゥルースリーパーも要るわね(^^)



 

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