〈四国霊場第27番・神峯寺(こうのみねじ)〉




神峯山の中腹、450メートルのところにある。


金剛力士像がユニーク(^^)

なんだか…アラジンを思い出した(^^)

明治初期、新政府の神仏分離令により、本尊は金剛頂寺に預けられ、一時廃寺になったという経緯がある。
後、明治20年(1887)に復活した。


(雨に煙る境内)

手水舎はなく、滝水で清めるかたち。

水が冷たくて気持ち良かったので…汗でベタつく肘の辺まで洗い清めた(^^)



神峯寺の…縁起による歴史の古さは四国霊場屈指で、神功皇后の世に勅命で天照大神を祀る神社が起源とされる。
その後、聖武天皇の勅を受けた行基菩薩が天平2年(730)に十一面観音を本尊とし神仏合祀を行った。

更に弘法大師が伽藍を建立し、『観音堂』と名付けたのが大同4年(809)の頃とされる。



十一面観音を祀る本堂。


大師堂

本堂から少し離れたところにある。


幕末の頃、三菱財閥を築いた岩崎弥太郎の母が、息子の出世を祈願し往復20キロの道のりを21日間日参したという。



石仏たちは…そんな母の思いを見つめてきたのか…。




天保三辰(1832)


安政四年巳(1857)


いろいろ清められるような…良い御寺でした。

 



 

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