四国霊場第22番・平等寺



弘仁5年(814)弘法大師がこの地を訪れ禅定に入られたところ、心に薬師如来の姿が浮かんだそうで、大師はそのお薬師様を想いながら…『あらゆる人々の心と身体の病を平等に癒し去る』と誓われた。


仁王門は昭和7年(1932)の建築。

仁王像がマスクをしていらした(^^)笑


弘法大師はこの地での修行を志し、加持水を求めて井戸を掘られたところ、乳の如き白い水が湧いた。その霊水で身を清められた大師は百日間護摩行を続けた後にお薬師様の姿を木に刻み本尊とした。



大師が掘られた霊水。

お堂の下の穴が開いている所から水が湧いているのが見えます。

現在は無色透明で万病に効く『弘法の霊水』として知られているそう(私はお寺に来るまで知らなかった笑)


本堂への階段。

本堂は元文2年(1737)の再建。
錣屋根という建築。

ご本尊…薬師瑠璃光如来。

創建から大いに栄えた御寺も江戸時代頃には一時荒廃し、1680年伊予から来られた中興一世照俊阿闍梨らによって再興され今に至っている。



本堂横の石塔など…。




護摩堂の不動明王(写真撮影OK)


護摩堂から大師堂へ向かう石段の途中のお地蔵様。

ニット帽スッポリ(^^)


大師堂

文政7年(1824)の建築。

ちょうど…僧侶による読経が始まり…しばらく聴き入りました。


周防國…中務茂兵衛の石標。

壹百六十度目

明治三十一年二月(1898)


石標に距離は記されていないけれど…23番の薬王寺までは22.8キロあります。



紫陽花と青紅葉が涼しげな手水鉢。

 

 

平等寺・御朱印

 

御影

 


この日(6月17日)最後に訪れた札所。


この後は…阿南市の郵便局に寄りながら帰ります。

 


 

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