大阪市平野の全興寺さん( 大阪ではいろいろなテレビ局が中継に来ている面白いお寺 )


煙が出てくる不動明王様は『雲海不動』という名称でした。



古そうなので頑張って年号を見てみる。

萬治参庚子?万治三年(1660)庚子ってことかな…。


この燈篭も万治三年と書いてある。


同じ年に奉納されたんですね。


お寺の境内に道標(^^)







慶応二年(1865)…幕末作。


お地蔵様も古いのから新しそうなのまで…いろいろ。





目と眉毛が描いてあって可愛い。


平野本町は昔は環濠集落だったそうで、町への出入口にはお地蔵様が祀ってあり、今その殆どが全興寺に合祀されているようです。

そのひとつ樋ノ尻口地蔵は…大阪夏の陣の元和元年(1615)5月7日、徳川家康の樋ノ尻口通過を予想した真田幸村が、この地蔵堂内に地雷を仕掛け大阪城へ引き上げた。予想通りに家康が来て、ここで休憩したが、ちょっと席を外した時に地雷が爆発し、危うく命拾いしたという。この爆風によりお地蔵様の首が全興寺まで飛んできたそう。

そのお地蔵様が今全興寺にあるのですが、普段はお堂内の拝観は出来ないので、なかなか見る事は出来ません。( でも昨日はたまたま堂内に入って聖徳太子二歳南無仏像と首地蔵様を見る事が出来て幸せでした )


( 堂内撮影禁止なので…全興寺HPから写真お借りしました )


最後に地獄堂へ。


全興寺は基本拝観無料ですが、地獄堂だけは受付で100円払って扉を開ける為の通行手形をもらいます。


先に旦那が入っていて( 地獄堂内狭いので、デカイ旦那ひとり入ったらパンパンですよ )私は外から拝見(>_<)


地獄堂の入口横にある『極楽度・地獄度チェック』が面白かった(^-^)

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エンマ大王からのお言葉にウケた(^^)笑


此方のお寺は…子供さんにも仏教の事をわかって欲しいので、面白く解りやすくがコンセプトなのだそう(^-^(^^)

大人も充分楽しい御寺です☆


 

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