2017/07/02 平等院・宇治上神社(京都府宇治市)

 

京都・宇治の平等院と宇治上神社を巡りました

古都京都の文化財として世界文化遺産に登録されています

 

まずは平等院

永承7年(1052)、時の関白藤原頼通が父の道長の別荘であった

宇治殿を寺としたのが始まり

 

 

以後藤原一族により壮麗な伽藍が整えられましたが

その後の兵火で衰微しました

明応年間(1492~1501)に浄土宗の栄久(えいく)が復興して以来

多くの宗派が関係しました

現在は塔頭の天台宗寺門派系の最勝院と

浄土宗の浄土院が兼帯護持しています

 

 

表門

行列ができてました叫び

 

きれいに手入れされた境内を進みます

 

観音堂

 

境内案内図

 

鳳凰堂(国宝)

 

今回で参拝は通算4回目

 

前回は朱塗りがよみがえって初めての参拝だったため

朱色のあざやかさにちょっと戸惑ってしまいました

修復前のほうが歴史の積み重ねが感じられてよかったのに

というのが正直な感想でした

 

でも今回は朱色もとてもなじんできた印象で

とても美しかったですチョキ

 

 

中堂、左右の翼廊、背後の尾廊からなる他に例を見ない建築物

 

堂内に安置されている御本尊の阿弥陀如来坐像(国宝)

大仏師定朝(じょうちょう)の代表的作品としてきわめて重要とのこと

(写真は拝観パンフより)

 

 

 

 

鳳翔館

梵鐘、鳳凰一対、雲中供養菩薩像26躯(いずれも国宝)など

平等院に伝わる宝物が展示されている博物館

 

 

南門(過去)と鳳翔館(現在)

違和感ありませんひらめき電球

 

金色にかがやく鳳凰ビックリマーク

 

尾廊の鬼瓦と鳳凰

「鳳凰くん、主役はワシや。 オニガワラwithBや」

 

 

塔頭のひとつ 浄土院

 

浄土院の御朱印

 

 

 

平等院を後にして宇治川を渡り対岸へ

琵琶湖を出るときは瀬田川、京都では宇治川

やがて下流で桂川、木津川と合流して淀川と名前を変えていきます

とても豊かな水量で流れもけっこう速いです

 

 

宇治上神社を参拝しました

今回が初めての参拝

世界文化遺産に登録されるまで存じ上げませんでしたショボーン

 

実物はもっと深い緑です

 

 

 

拝殿(国宝)

 

御祭神は応神天皇、仁徳天皇、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)

 

 

本殿(国宝)

神社建築として最古だそうです

 

 

平等院と宇治上神社の御朱印巡りでしたチョキ

 

 

おまけひらめき電球

 

宇治上神社に祀られる応神天皇、仁徳天皇の巨大陵墓を含む

大阪府堺市・羽曳野市・藤井寺市にまたがる「百舌鳥・古市古墳群」

世界文化遺産登録に向けた国内推薦を勝ち取ることができるか?

例年どおりなら7月下旬に文化庁で審議会が開かれ国内候補が決定されます

ガンバレもずふるビックリマーク

 

 

ご覧いただきありがとうございましたニコニコ