未来へ向けて日本人が歩むべき道 | イノベーションで未来を創ろう! ある企業研究者の Life Strategy

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これから世界がどうなるのか?

日本がどうなるのか?


テロをはじめとする世界情勢、

アメリカ大統領選の行方、

日本の改憲に向けた動きなど見ていて

思うところですよね。


そして、

日本人としてどうあるべきなのか?


未来へ向けて日本人が歩むべき道を考えてみました。



最近、読んだ本で面白い本があります。

『10年後の世界』 ダニエル・アルトマン著 角川書店 です。


原著は2011年に書かれてるので、

10年後といっても、すでに5年経過しているのですが。


既に当たっています。


12のトレンドの一部を紹介すると

1)経済実体としてのEUは分解するだろう

2)中国はさらに豊かになり、その後また貧しくなるだろう


どちらも現在、まさに進行中のことですよね!

特に1)のEUについて、イギリスのEU脱退はタイムリーで驚きです。


そして、日本に近い大国2)の中国について、

少し深堀したいと思います。


中国はこれからアメリカに並ぶ世界の経済大国となり、

二強の経済圏になります。

その事実は間違いないですが、

中国人が他の先進国並みに豊かになれるかと言ったら

そうでもないようです。


北京五輪、万博あたりまで景気は良かったですが、

今は明らかに減速しています。


理由として、先をゆく先進国の真似をして

凄まじいスピードで成長した分、減速も同じように早いことがあります。

世界の工場として成熟して、「これからどうするのか」っていうところです。

そして、中国共産党の一党独裁主義が市場原理と一貫しないってこともあります。

様々な制限があり、起業家たちにとって魅力的な市場になっていません。


ですが、中国はこれまではチャイナマネーを使って、

13億を超える人民を支えるために、不安を解消するために、

世界中に仕込みをしてきました。


その一つが鉱山、埋蔵燃料、耕作適地を狙った世界中の土地の買収です。

その多くが、アフリカ、中東、アジアの国々です。

これは、新たな植民地化と言われていますが、

サウジアラビアに並んで、世界に抜きんでて活動を広げています。


悪く言えば、金で資源を確保する戦略を展開しているのです。


さて、日本の今後の話に戻しますが、

なぜ、中国の話をしたかというと、中国のようにマネーにものを言わせて

欲しいものを手に入れる戦略は、日本にとっては賢くない選択だと言いたかったからです。


先日、TICAD(アフリカ開発会議)で日本のアフリカ進出を大々的にアピールしました。

しかし、中国と比較すると、

すでに中国は、インフラ整備をはじめ、日本の倍以上の金額をアフリカに拠出しています。

そして、15年の対アフリカ貿易額は中国が1350億ドルに対して、日本は190億ドル

大幅に遅れています。

資金力でいくと勝てません

ただ、中国はどちらかというと、資金任せ、

また、中国法人が現地人を低賃金で働かすというブラックな話題や、

南シナ海進出に絡む情勢を懸念して、

信頼関係が危うくなってきています。

WIN-WINにはなれていません。

そこで、日本は技術力と人材育成をモットーに最後のフロンティアである

アフリカ経済圏を取り込もうと動いたわけです。


この事例でみるように、

金だけで解決を図るのではなく、

賢いお金の使い方、投資をしてくことが大事になってきます。

これまでの日本も金任せの事例は多々ありましたが・・・。

人口比をみると中国と日本はほぼ10:1です。

経済にしても、防衛にしても、一国間の比較では太刀打ちできなくなってきます。

だからこそ、国際協力を強化し、賢く立ち回ることが重要です。


さて、

日本は少子高齢化社会に突入しているのですが、


未来の日本の人口予測を見ていて驚きました。

ある予測によると


2050年 9500万人

2100年 8300万人

2300年  650万人


人口が少しずつ減っていることは分かっていましたが、

2300年後には1000万人を切っていますね。

寂しい気持ちになるとともに、

だからこそ、賢く、世界の模範になるような人種として

存在をしていてもらいらいという想いにもなります。


2300年は遠い未来ですが、

現在、高齢者1人を生産年齢人口2.3人で支えています。

これが2050年になると高齢者1人を生産年齢人口1.3人で支えることになります。

いわゆる超高齢化社会の到来です。


世界でもっとも高齢化が進んだ国になるわけですが、

同時に、高齢化先進国にもなれるチャンスでもあるのです。


この避けられない人口シフトを解決するのは

移民の力を借りるか、イノベーションしかありません。


移民を大々的に受け入れるのは、文化的にもハードルが高く

良い選択ではないと考えます。

ですから、

サービスと技術力のイノベーションで解決することを選択することになります。

これをチャンスととらえて、

技術に着目すると、

ロボット介護、遠隔医療、IOTを活かした予防や管理体制など

民間を巻き込んで本気で取り組めば、

模範的な高齢化先進国の姿を世界に発信できるのではないでしょうか。


そして、必ずあとを追うように高齢化してくる先進国、新興国に対して、

あるべき姿のモデルとなれれば、日本が一目置かれることも間違いないでしょう。


また、TICADもそうですが、

日本が技術やサービスの伝承を世界に行い、

リスペクトされるようになれば、

日本で働きたいと思う優秀な人材が集まることでしょう。

そうすれば、

このダイバーシティーな人材と日本人のコラボレーションによって

人口減の未来のに日本でも

活き活きとした社会が創造できるでしょう。



最後に、

私たちの多くは民間企業で働いているのですが、

民間企業の活躍なしではこれからの日本は語れません。


日本が世界一として誇れるものとして

長寿企業が多いことが挙げられます。

百年企業は2万を超えています。

次点のドイツで1500社ですからダントツです。


これには会社のスタンスが影響しています。

特に米系企業では会社は株主のものと考えおり、

短期的な経営効率に注力します。

それに対し、長寿企業は、従業員や地域社会のものと考える傾向にあります。

したがって、長寿企業では、技術やサービスの成長と伝承が続きます。


この日本ならではの企業ポリシーをもって、

技術やサービスを世界へ発信、伝承してくことが、

世界の模範たる日本、賢い日本に繋がっていくと確信しています。



今日のポイントを一言でまとめると

資金力だけで戦わない、質で勝負し世界に貢献する でしょうか。

お役に立てばうれしいです。

お読みいただき有難うございます。


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