ドクターXから発明のヒント | イノベーションで未来を創ろう! ある企業研究者の Life Strategy

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「発明のヒント」というカテゴリーで

発明のインスピレーション、閃き

について解説したいと思います。


どうぞ楽しんでいただければ。


さて、

2014年の高視聴率20%超え 

半沢直樹を超えるともいわれるヒット作となった


ドクターX ~外科医・大門未知子~ 3 


観てましたか?


縦社会の日本の医療に風穴をあける大門未知子


爽快に、痛快に、バッサバッサと院内社会と患者を切る


その姿にきっと心奪われたでしょうね。



実は、

私は違った視点で、楽しんでいました。


その理由は・・・。





(後に続く)

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別の視点で楽しめる

ドクターXですが、

良く取材できてますよね。


毎回、最新医療が出てきます。

これが楽しみでした。


このストーリーはドクターが監修しているはずなので、

臨床でどのように治療されているか?

医療製品がどのように使われているか?

そこそこ信頼性があります。


ですので、思わず職業柄

そっちに目がいってしまいます。

一般の方とは視点がちがうかもしれないですね。


ドクターXの中にも発明のヒントがあるんです。


たとえば、第6話

金子昇演じるベンチャー企業社長が

重い脳腫瘍、グリオブラストーマになっていました。

余命数カ月


腫瘍摘出するも、

切除できない癌が浸潤した周辺領域をどうすることもできない状況で

出てきたのが、

ラムネのような形をしたグリアデル・ウェハー(Griadel Wafer)

これは、カルムスチンという抗がん剤を含んだラムネ状のスポンジです。

脳腫瘍の切除領域に蓋をすることで、

残存した腫瘍が縮小する効果がある

期待の製剤です。


これは、最近日本で保険償還され使えるようになりました。

ドラマの展開をみたとき、出るな出るなと思いました。

予想通りでした。


開発者がラムネをヒントにしたか?ですが、

ドラマでは

ラムネをみて大門未知子が治療法を閃いたんですね。

このように日常のものから閃くことは発明の世界では

かなりあります。


これらの話は今後触れていきます。



さて、発明のヒントで象徴的なのは、


第9話 奈々緒さん演じるモデルの治療です。


患者は

脊椎に癌が浸潤痛みに苦しんでいたのですが、


ここで登場したのが、


次世代腫瘍脊椎骨全摘術


これ実は

金沢大学 整形外科で臨床開発中の最新医療。

これをドラマのモデルにしていたんですね。


治療法は

癌が浸潤した脊椎領域を全て摘出し、

そこにチタンゲージを挿入して脊椎を再建するだけでなく、


そのチタンゲージになんと

取り除きいらいらなくなった癌細胞を詰めるのです。


そのままいれることは当然できないので、

-200℃の液体窒素で急速冷却したのちに

粉々に砕いて、詰めます。


そうすることで、癌細胞は生きていけなくなりますが、

癌の抗原は残ります。


この抗原をマーカーにして

体の免疫細胞が活性化して、

体の中の他の癌を攻撃します。


言い忘れましたが、

脊椎癌は転移の場合がほとんどで、

この状況になると、血液中や他の組織に

癌があります。


これらを攻撃して癌を根治できる可能性があるのです。


つまり

脊椎を再建するとともに癌の免疫療法

も行っているのです。


一石二鳥とはこのことですね。


この治療法のアイデアのポイントは、


チタンゲージの中には再建のために

本人の骨盤の正常な骨を詰め込むのですが、

それを変えたということ。

どう変えたかというと、

いらないはずの癌細胞を使ったという逆転の発想


病原体を捨てずに再利用するという発想です。


常識を逆に捉える考え方です。


いらないものを利用する、

再利用・リサイクルの考え方は

環境問題で実証済のとおり日本人は得意ですね。


逆の発想は医療にも使えるんです。


癌細胞のリサイクル


実は、

この取り組みは現在の薬の開発でも活発です。


免疫療法でだれでもご存知なのは、

BCG接種ですね。

これは結核菌を不活化して使っています。


いらないものが使えるか?考える、


これ発明のヒントのひとつです。


ちなみに

ドクターXの感想ですが、

確かに大門未知子もすごいですが、


次世代腫瘍脊椎骨全摘術


という適応外の治療を

急なオーダーに関わらず

対応している医療スタッフ、事務方、倫理委員会

周辺のサポーターがものすごいと思います。


ま、ドラマなので

成り立ってますが、

現実的には大門未知子風にドラスチックに治療方針を

変えることは実際は不可能ですね^^

お役に立てば嬉しいです。

ここまでお読みくださり有難うございます。



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