1週間の年末年始のお休みを
乗り越えて
やっとやっと明日から
デイサービス再開。

腰が痛くて
動けないから
デイサービスは休む!

と言っていたばーちゃんだけど
デイの支度もして
早めに就寝したので
ひとまず安心していた
ハイジとクララちゃん。

ところが夜の11時頃。
ハイジのスマホに着信。
ばーちゃんからだびっくり

はぁ〜はぁ〜と息遣いも荒く
か細い声で

苦しい… 苦しい…
動けない…
と言っている。

今すぐ行くから!
と電話を切って
クララちゃんにもLINEスマホルンルン

ばーちゃんの家に行くと
寝室のベッドの下に倒れ込み
苦しくて、苦しくて…
動けない、寒い…。
と震えていた。

近くにあった毛布を被せたけど
まだガタガタ震えている。

クララちゃんもビックリして
カメラで様子を見ながら
熱は?血圧は?
と指示を出してくれる。

救急車呼ぶよ!
ばーちゃんの家の電話から119番。

救急車が来るまでの間に
一度自宅に戻って
ばーちゃんのお薬手帳を取りに行った。
(その間、長女がばーちゃんを看ていてくれた)

外に出たら
救急車が近くまで来ていたので
そのまま救急車を誘導。




クララちゃんから
今、そっち方面へ向かっている。
病院分かったら教えて!
と。


救急隊の人に状況を説明しながら
保険証お薬手帳、現金
そしてモバイルバッテリーを
バッグに押し込んだ。

救急隊の方々は
パニック状態のばーちゃんに
優しく声を掛けながら
担架を使って救急車まで
運んでくれた。

救急車 救急車 救急車

数日前から腰を痛がっていた事や
認知症である事、
かかりつけの病院はA病院。
B総合病院には
認知症で診てもらっている事、
C総合病院には整形外科で
肩や首が痛くて診て
もらっている事を伝えた。

どうやら
搬送先はB病院になりそう。
(クララちゃんにも連絡)


そのやり取りを聞いてたばーちゃん。
救急隊の人に

今一番痛いのはどこ?
と聞かれ

肩が痛い
と答えたよガーン

はぁ?
混乱しているだけかもしれないけど
肩が痛い!首が痛い!は
ばーちゃんの口癖のようなもの。
痛くても痛くなくても
肩が痛い!って言うんだよ汗

それを聞いたハイジは
それまで不安でいっぱいだった気持ちが
我に返った感じ?
一気に冷静さを取り戻した

その後も
首が痛いとか足が痛い
って……。
救急隊の人は
痛みが移動している
と病院に連絡していたけれど


一応、
それ、ちょっと違うかも。
と伝えたよ。
でも
もしかして!って事も
あるかもしれないからね。

病院 病院 病院

病院に着くと
救急車到着よりも早く
クララちゃんと旦那くん。
そして姪っ子ちゃんが来ていたよ。

旦那くん一緒で良かった。
クララちゃん
焦りながら車運転して来るんじゃないかって
心配だったんだよ。

ばーちゃんは救急処置室へ。
ハイジは
処置室前の廊下の椅子で待機。

クララちゃん達は
一般外来の待合室で待機。

そこから
長い長い夜の始まりです。


続きます