凛冽の宙 幸田真吾/著 | サラリーマンの不定期日記

凛冽の宙 幸田真吾/著


ベストセラー「日本国債」に続く長編経済小説。国債のディーラーたちに取材を重ね、約14万部のベストセラーになった「日本国債」では、日本が抱える財政問題に焦点を当てて、日本国債のディーラーたちと政界・官界との熾烈な抗争を描き大変な反響を呼びました。今回の小説では、ここ数年来の経済の最も深刻な問題であり、いまだ全貌がつかみきれない「不良債権」にスポットを当て、バブル経済が破綻したあと、不良債権がどのように隠蔽されてきたか、そしてその弊害がどのように経済全体、ひいては国民の税金までをも蝕んできたかを、証券会社や投資顧問会社の内幕を通して描いています。前作に続いて、また話題になる一作であることは間違いありません。(「BOOK」データベースより)


発行年月日:2007/01/16
サイズ:A6判

ページ数:518
ISBN:978-4-06-275612-9
定価(税込):800円

経済推理小説ですが、主人公が大きな渦に巻かれて、会社の思惑と正義の間でもがき、喘ぐ人間くさい小説でもあります。

しかしながら、重要な人物がたくさん出てくる割には、それぞれの人間関係の描写が今ひとつなので、何かあっさりした印象があります。

エンディングもちょっと無理矢理感があり残念。

もっと明確なエンディングにしても良かったと思います。


評価:★×3(5点満点)