夕方に同僚と談笑していたところ、上司に「ちょっと」と呼ばれた。

はて?

会議室に入り、立ち話的にサラリと「××さんが辞表を出した」と切り出された。

おっと。

僕の中では少しばかりの驚きと「ふ~ん」という気持ちが入り交じっていた。

課の業務をガシガシ担当していたわけでもないので、大きな影響はないだろうな…って。

もとより「忙しいので、その仕事は受けられません」とか抜かしながら平気で18時には帰るような人だったので、ちょっと課員との間に壁があった。

それでも、その××さんが担当していた(いる)仕事はあるわけで、それは残る人たちで手分けしてこなさなければならない。



ま、辞表といっても早期退職のキャンペーンに応募しただけなんだけど…ね。

早い人は夏あたりから退職の意思を伝えて、周りに迷惑をかけないように退職準備をしていたのだけど、今日の彼はなぜ締め切り(10月末)ぎりぎりになって言い出したのか?

…おそらくは、次の職場が見つかったら早期退職、見つからなかったらそのまま残る…という作戦だったのだろう。

辞める職場に迷惑をかける…なんてことは考えておらずに。



それにしても、人ひとり辞めていくと少なからず寂しいと感じるものだけど、今回はまったくそんな感じがしない。

他の人に聞いても、同じような反応だ。

本当に彼は同じ課の一員だったのだろうか…?