起き抜けに「売れるのはAKBと嵐だけ?あいつらを除いたヒットチャートを作ってみた」というブログ記事を読んでいた。

シングルの売れ行きから嵐とAKB軍団を除くと、ヒットチャートなのに知らない曲ばかり ずいぶんとランキングの内容が変わることがわかる。

これだけだったら「ふーん」なのだけど、アルバムの方も同じようにAKBと嵐を除いたらチャートにあまり変化がないそうだ。

つまりは、AKBのシングルCDつき握手券…じゃなかった、握手券(投票権)つきシングルCDで成り立っているのが現在の音楽シーンなのだなと。
今さら言うなって?

嵐については握手券ビジネスなのかどうか知らないのだけど、誰か知っていたら教えてください。

で、思ったのだけど、もともと「身近に会えるアイドル」というコンセプトで始まったAKB(商法)だけど、要はオトナの世界のキャバクラと何も変わりがないのではないか?と。
オトーサンやオニーサンたちがキャバクラにはまるのと同様に、中高生や大学生たちはAKBにはまる。
これは一種の民族性なのかもしれない。

AKBもキャバクラも「疑似恋愛を楽しむビジネス」である点で一致している。
貢いで貢いで、振り向いてくれそうで振り向いてくれなくて、届きそうで届かない…という悶々とした状況をプレイとして楽しむ娯楽なのだ。
そこをお客さんが勘違いして本気になってしまうと、色々と事件に発展するのが難しいところだけど。



でもって、AKBもキャバクラも、誰が一番トクをしているかと言えば、胴元だろう。
AKBで言えば秋元御大だし、キャバクラなら経営者だ。
これは昔から変わりなく、日本でも鵜飼という職業がある。
鵜に魚を捕まえさせて、でも鵜には食べさせずに魚を吐き出させて、鵜飼が魚をゲットする。
鵜と鵜飼、どっちがトクかと考えたら、そりゃ鵜飼でしょ。

そういや、歌謡曲って著作権料を歌手・作曲者・作詞者・編曲者で分けているのだけど、たしか(うろ覚えだけど)配分比率が

 歌手:作曲者:作詞者:編曲者=1:3:3:3

だったような。

なので、歌うよりも、「曲を作って(歌詞も書けばなおよい)、歌わせた方がオトク」なわけだ。
歌い手さんは客寄せパンダだから派手にして、地方にも営業に行って、過密スケジュールで飛び回って、顔を売っていく必要がある。
…が、作詞/作曲/編曲者は飛び回ることもなく、淡々と振り込まれてくる著作権料を待っていればいい。
そういう見方をすると、次からテレビの歌番組で曲名の下に表示される作詞/作曲/編曲者の名前に注目するはず。
ときどき、3つとも1人だったりするけれど、そういうのを見ると曲を聞かずにうう~んと唸ってしまう(笑)。



…なんてことを、起き抜けに考えた。