昨日はお昼ご飯を大戸屋さんで食べていました。

僕が食べ始めたら、隣の席に女性が一人、案内されてきました。

彼女は食べたいものが決まっているらしく、まだお茶とお冷がやってくる前から「ピンポーン♪」とチャイムを鳴らした。

ちょうど、給仕のおばちゃんが通りがかって、そのお姉さんの前へお茶とお冷を置いた。

で、そこで注文を聞くのかと思ったら、そのまま立ち去ってしまった。

お姉さんも、オーダーすりゃあいいのに。…くらいに思ってた。



数秒して、再度お姉さんがチャイムを鳴らした。

…が、それから10秒ほどして、急にお姉さんは立ち上がり、、傘とバッグをもって立ち上がった。

お会計場のおばちゃんに一言二言告げて、どうやら店を出ていったらしい。

このとき、僕はそのお姉さんのことを「人間ちっさいなぁ」と思った。



別に腹を立てて席を立ったのではないかもしれないけれど、仮にお姉さんが何度もチャイムを鳴らしたのにオーダーを取りに来てくれないということに腹を立てて店を出ていった…ということで話を続ける。

アンガー(怒り)マネジメントという言葉がある。

怒りというのは、実は「二次感情」というやつで、怒りそのものがいきなり発露することはないと言われている。

では「一次感情」とは何か?

それは、不安や心配、疲労や妬みなどのネガティブな感情なのだ。

たとえば我が子を叱るお母さんも、子供のことが心配で怒ってしまうことがある。

グラスに水を一滴ずつ垂らすように、少しずつ、少しずつ心配がたまっていき、ある時にグラスの量を超えてしまうんだな。

このときに、「心配」がつもりつもって「怒り」となって発露するという学説がある。

ちなみに、この臨界点を超えてから怒り出すまでは2秒ほどあると言われている。

なので、この2秒をやりすごせば、怒ることはなくなるのだ。

で、更にはそれ以前の話として、自分の一次感情を冷静に俯瞰できるかどうかが重要なんですよね。



最初のお姉さんは、不幸なことにこういう目に何度も逢ってきたのかもしれない。

だからといって、怒って席を立つというのは得策ではない。

なぜか?

すでにお店に入ってしばらく時間を費やしているわけで、その時間が無駄になってしまう。

他のお店に行ったとしても、所望のお店にすぐに入れるとは限らないし、また一から席に案内されてメニューを拡げて…とやっている間に、大戸屋だったら食にありつけたかもしれない。

そういう目線で捉えることができなかったんだろうね。

目先の怒りだけで行動して、結局は怒りの感情を残したままほかの店に…。

それは精神衛生上もよくないんじゃないだろうか?



命に係わること以外は、大抵のことはどうでもいい。

そのくらいの構えでいたいもんです。