先日、エベレスト登頂を果たした三浦雄一郎さん。

下山するときにヘリコプターを使ったということで、議論が巻き起こっているのだとか。

下山時にヘリを使ったら、それは果たして登頂と呼べるのか?云々。

アルピニスト(登山家との違いはナニ?)の野口健さんは、三浦さんが最初からヘリコプターを使うつもりではなく、体調と帰路のリスクを判断した結果としてのヘリ利用を肯定していた。

そこについても噛みついている人がいるらしい。



僕は数学が好きなせいか、物事の定義を考えるのもまた好きだ。

登頂の定義は何だろう?

例えば、三浦さんとは逆にヘリで頂上まで移動して、下山だけ自力だったら、それは登頂したと呼べるのだろうか?

はたまた、往復ともにヘリを使ったら?

他には、ベースキャンプまで自力で下り、そこからから麓までヘリを使って移動したらダメなのだろうか?

これが許されるなら、ベースキャンプよりも少し上の所からヘリを使ったら?

これを繰り返すと、頂上からヘリを使う議論に発展させることもできる。



さて、麓の街まで下りてきた。

ここから先も、自宅に帰るまで、一切ヘリや飛行機を使ってはダメなのだろうか?

屁理屈をこねているようだが(実際にそうだけど…)、理屈の上では「どこかの時点で動力を使って移動したらダメ」どうかが問われているのだと思う。

富士山に登ってきた。しかし五号目まで車で行ったから、それは登頂したとは言えない…のか?



あまり意味はない思考実験だけど、考えることに意味がある。

…と、思いたい。

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