いまの部署は部品をサプライヤーから調達する業務なので、四半期に一度はサプライヤーと価格交渉を行っています。

担当ごとにアイテムが異なるのだけど、ときどき他の人の交渉に同席することもあります。

それで見ていると、30歳くらいなんだけどハードネゴシエーションを交渉スタイルとしている彼や、その彼が面倒を見ている2年目社員クンも同じスタイルだったりして、端から見ていてハラハラしちゃいます。

「値段を下げなきゃ、使ってやらねーぞ」的な態度はどうかと思うなぁ。。



私の場合はハードネゴは性格的に無理なので、協調というか「どうしたらこの価格が実現できるか、お互いに協力しましょう」スタイルです。

つか、力関係では買う方が有利なわけで、サプライヤーはどうしても「使ってもらう側」として立場が弱くなってしまうんですよね。

でも、そこにつけ込んで力でねじ伏せるのは、その場ではよくても後々続かないと思ってる。

会社を出たら、刺されるんじゃないか?…みたいな交渉はしない方がいい。



同僚には

「田代さんは優しすぎる」
「それじゃサプライヤーになめられる」
「性格が悪くないと、この仕事は続かない」

とか、色々と言われております。

…が、やっつけるのは目の前の相手ではなく、「折り合わない価格」なのだから、サプライヤーと協力して「折り合う価格にする」のがゴールなのだ。



そんな、同僚からは揶揄される交渉スタイルなのだけど、最近は「担当のXXさんとお話しする前に、まず田代さんに相談したいと思って」というサプライヤーさんが増えてきた。

その担当さんが怖いのかも知れないし、ワンクッション挟んだ方がいいと思っているのかわからないけれど、役に立てるのは嬉しいところ。

向こうも課長さんレベルなので価格決定権がない場合が多く、そういう時は「一緒に部長さんを説得できるストーリーを考えましょうよ」って、1時間ほど一緒にアイデア出しをしたりもします(笑)。

…で、そこで一緒に考えたアイデアが、数日後に先方からの正式提案になっていて、笑ったこともある。



相手も仕事でやっているんだから、できればお互いに気分よく仕事をしたいじゃない?

年下の若造に上から目線で価格を押しつけられても、気分よくないよ、きっと。

なので、私のスタイルは弱いかも知れないけれど、自分ではトータルでプラスになる交渉スタイルだと思ってる。