通院の日、身支度をきちんとする
ご近所さんが
「おはよう、お仕事?」
「いいえ、病院なんです。」
と少し立ち話をすると
「一人で病院に行けて偉いわね」

私が当たり前だと思っていることを
褒めてもらえて
この言葉はずっと私の支えになっている
あまり理解されない病気というか
見た目とやることで
「病人」
と思われることが少ない
でも、それを意識し過ぎると
体やケリーさんにストップかけられる
人が何でもなくやっていることが
出来ない日もある
そんな日はダラける
「頑張らないを頑張る」
物作りをしている時の集中力が高いのか
終えると
目がかなり疲れる
気持ちの達成感は高いが
珈琲一杯上手く淹れられない
テーブルの上が珈琲の粉だらけ
「海のテーブル」でこぼしたのは

初めてだからどうなるかと思ったら
なんともない
良かったと安堵して片付ける
ついでに軽く掃き掃除をしたら
心配そうにしている
私は暑さや寒さが分かりにくいから
ケリーさんには迷惑をかけている
最近は一緒に昼寝をする
夜も一緒に寝る
夜更かしすると
「にゃあにゃあ〜」
と訴えてくる

お互いにお互いを大切にしあう
あなたが忘れてしまっても
あなたの言葉に支えられている人が
いるかもしれない
あなたは一人じゃない
あなたを大切に思う人がいる
だから、あなた自身を大切に
「頑張らないを頑張ろう」