しろくまカフェ5話② みんなのパフェ
◇配役比率 ♂3:♀3=6
シロクマ(CV櫻井孝宏)♂:「しろくまカフェ」のマスターで主人公。
会話の最中に駄洒落を連発して周囲を煙に巻いたり、
作り話でパンダやグリズリーを担ぐなど、
人を喰った性格が垣間見えることもしばしば。
パンダ(CV福山潤)♂:「しろくまカフェ」の常連客。
自宅はカフェの隣の中華風の邸宅。
怠惰かつ自己中心的な性格で、言動や行動も幼稚。
週2回、近くの動物園でバイトをしている。
ペンギン(CV神谷浩史)♂:「しろくまカフェ」の常連客。
シロクマやパンダと比べると常識人で、
繰り広げる駄洒落にツッコミを入れる役回りにあるが、
そそっかしくお節介焼きな一面も持ち合わせている。
笹子(CV遠藤綾)♀:「しろくまカフェ」のアルバイト。
シロクマから気に入られ、成り行きで働くことになった。
明るくしっかり者だが、少し天然な一面がある。
また、あまり社交辞令を言わないタイプでもある。
*******
シロクマ(CV櫻井孝宏)♂:
パンダ(CV福山潤)♂:
ペンギン(CV神谷浩史)♂:
笹子(CV遠藤綾)♀:
客1 ♀:
客2 ♀:
※人数削減のため、一部内容を省略しております。
(しろくまカフェ)
シロクマ:うーん・・・
パンダ:こんにちわ~!
シロクマ:うーん・・・
パンダ:シロクマくん?
シロクマ:うーん・・・
パンダ:どうしたの?なにか考え事?
シロクマ:これ。
(赤・青・黄の丸が描かれた絵を見せる)
パンダ:・・・おだんご?
シロクマ:なんで信号って、赤・青・黄色の三色なのか考えてた。
パンダ:そうなんだ。
笹子:違うよパンダくん。
シロクマさん、カフェのスペシャルメニューを考えてるんだよ。
パンダ:スペシャルメニュー?
ペンギン:はぁ~・・・また実技落とされちゃったよ。
パンダ:実技?
シロクマ:あぁ、自動車教習所ね。
ペンギン:だいたいあの教官細かすぎなんだよ!
笹子:どう細かいんですか?
ペンギン:いやね、「キョロキョロしないでまっすぐ前を見ろ!」とか、
「慌てすぎるな!」とか、
「ハンドルを握る時には手をパタパタさせるな!」とか・・・
笹子:それは、ダメなんじゃないですか?
ペンギン:あの教官のおかげで、
いつまでたってもペン子さんをドライブデートに誘えないよ~。
シロクマ:デート?(キャンプの格好をする)
パンダ:それはテント。
シロクマ:(工事現場でお茶を入れる)
パンダ:それは弁当。
シロクマ:(暗がりのなかで内職をする)
パンダ:それは電灯。
シロクマ:(竹刀を持つ)
パンダ:それは剣道。
ペンギン:デートだってば!
はぁ~あ。
どうやったら彼女のハートを射止めることができるんだろ~。
シロクマ:射止める?
ペンギン:シロクマくんならどうする?
シロクマ:・・・・待つ。
ペンギン:待つの?
シロクマ:うん。ひたすら待つね。
ペンギン:へぇ~。なんか大人だねぇ。
シロクマ:そう。これが出来ないと大人になれない。
パンダ:なれない?
シロクマ:ひたすら・・・待って、待って、待って。
出てきたところを・・・!
ペンギン:射止めてないよ!それじゃ仕留めちゃうよ!
シロクマくん、ちゃんと考えてよ!
シロクマ:あ。
ペンギン:ん?
シロクマ:ペンギンさん見てて、思ったんだけど。
ペンギン:へ?何?
シロクマ:笹子さん。パフェフェアーはどうかな?
笹子:パフェですか。いいですね!
ペンギン:何それ。デートと全然関係ないよね?
どこをどうすればそうなるの?
笹子:さっきまでスペシャルメニューの話をしてたんですけど、
なかなか決まらなくて。
ペンギン:へー。スペシャルメニューでパフェ?
パンダ:僕パフェ好きー!
笹子:パフェはいいですけど、「パフェフェアー」ってなんか言いづらいですよね?
シロクマ:いや、全然大丈夫。よし、決まり。
・・・「ぱへへぁー」にしよう。
ペンギン:・・・言えてないよね?
シロクマ:うーん・・・いちごパフェ・バナナパフェ・チョコパフェ。
間違いはないけど、フェアーなのに定番だけじゃつまらない。
うーん・・・スペシャルなパフェかぁ。
シロクマ:うーん・・・和のテイストもいいけど・・・
ペンギン:どうしたの?シロクマくん。
シロクマ:早くパフェフェアーのメニュー考えないと。みんなが暴走してるから。
パンダ:暴走?
ペンギン:スペシャルメニューだけに、みんな結構楽しみにしてるんだね。
パンダ:はいはーい!僕にいいアイディア!
笹子:はい。
パンダ:これこれ、竹パフェ!
笹子:パンダくんに聞いて作ってみました。
パンダ:すごいでしょ~?
竹ゼリーに笹クリームを乗せて、
新鮮な笹と竹の子をトッピングしたうえに、
刻んだ竹がいっぱい乗っかってるの!
ペンギン:すごく緑色なパフェだね。
シロクマ:パンダくん以外食べないかも。
パンダ:そーお?こんなにおいしそうなのに?
ペンギン:刻んだ竹が口に刺さりそうだよ。
パンダくん、パフェっていえばなんでもパフェだと思ってるでしょ。
任せておけないよ。
よし、ここは僕のアイディアを。
・・・いわしパフェ。DHAたっぷり、頭もよくなる。
シロクマ:うーん・・・
ペンギン:だめ?じゃ今からだと、旬なアジとかでもいいと思うよ。
シロクマ:魚から離れようよ。
なんていうか、それ・・・パフェっていうより・・・
笹子:おしゃれなお刺身?
・・・あ、こういうのはどうでしょうか?
笹子:パンダパフェ!
シロクマ(&パンダ&ペンギン):おお~!
笹子:パンダの頭はバニラアイスで、耳や顔はチョコレートです。
パンダ:うわぁ、パフェになってもパンダってやっぱり可愛いねぇ!
ペンギン:う、うん・・・
笹子:くまくまパフェ!バニラとコーヒーアイスで作ってみました。
パンダ(&ペンギン):いいねぇ~
笹子:南極パフェ!かき氷で氷山をイメージしました。
客1:すごーい!可愛い!新商品ですか?
笹子:あ、いえ、試作品です。よかったらどうぞ。
客2:え、いいんですか!?
客1:では、いただきまーす!まずはパンダさんから!
(ザクッ)
パンダ:!!
客2:じゃあペンギンさんも!
(スプーンで首を刺す)
ペンギン:ひぃ!?
客1:じゃあシロクマさんも!
(頭を半分に割る)
シロクマ:っ!!
客2:鼻のとこ食べちゃおっかなぁ~♪
客1:あ、ひどーい!私も、えいっ!(ザクッ)
これ、絶対お店で出してくださいね!
笹子:よかった!大人気です!
シロクマ(&パンダ&ペンギン):そ、そうだね・・・・。
(後日)
ペンギン:ちょっと聞いてよー!また今日も落とされたよー!
・・・?
いつも以上に大繁盛じゃない。どうしたの?
パンダ:新メニューのフェアーが大人気らしいよ。
ペンギン:ああ、パフェフェアー?
パンダ:ううん。ワンプレートランチフェアー。
ペンギン:あ・・・・パフェじゃないんだ。
(次回予告)
パンダ:ペンギンさんペンギンさん。
ペンギン:どうしたの?パンダくん。
パンダ:何も言わないで、預金通帳もらえないかなぁ?
ペンギン:嫌だってことでいいかな?しろくまくん、まとめて。
シロクマ:次回のしろくまカフェは・・・ポルトガル語でお送りします。
ペンギン:日本語でいこう!
笹子:お楽しみに!
