この人に出会ったから今自分がこうしてカナダにいられると本当に思っています。
昨年10月にゲートウェイの倒産事件後 『人なんて信じるか!! 自分、親と本当に心から信じられる人しか信じない。』 と思っていた時から連絡を取り始めたのでこの人にも最初はすべてを疑っている所から入って行った。
この学校のスタッフとその他の学校2校、その他のエージェント2箇所とこの時は連絡を取っていた。
その他の学校は年明け早々にディスカウントの制度が終わっていた。 無一文になってから事件後2ヶ月でその後1年間の自分の計画が建てられる人間がどこにいるのか? こんな学校は本当に留学をしたいと願っている人達の事なんて考えちゃいない。 ただお金が欲しいだけだろ!?
そして、エージェントも最初は『辛い経験をされて・・・私たちで良ければ全力でサポート致します。』とか言ったくせに20通くらいしかメールしてないのに『もう少し日が近づいてきたら細かく話しませんか? その時はこちらから連絡します。』と言ったくせに二度とメールをよこす事なんて無かった。
結局学校や会社は金を払う気がない奴はいらない!!というのが自分の中で実感した答えだった。
でも、この学校の日本人スタッフは違った
最初はどこでもそうだがお悔やみの言葉から入ったが、親切さがメールをしていればスグ分かった。
自分の学校を飾らず、こっちからきわどい所に関しても容赦なく質問していった。 でも、そんな所にもシッカリと自分が聞きたい答えを返してくれた。 普通なら学校を美化したいから言いたくない所は確実に隠しますよね?
返事は時差があるとかそんな言い訳はなく一日内に必ず返ってきたりという点からこの人が良いかな?と心を開くようになった。
ここに来てからも英語が伸びず、悔しい思いもした時でも良いアドバイスをいただいたり、常に何かあると気を使ってくれた。
自分の性格上物事をハッキリ言うので、良い物は良い! 悪い物は悪い!と言ったり、基本的に人の事をあまり褒めるような事はしません。
自分が本当に良いと思った人にはそれだけの表現をします。
学校を卒業する最後、英語でスピーチをします。
学校での思い出もあったけど、誰よりも何よりも言いたかった事、みんなの前で言いたかった事、それは・・・『彼女に対する心からの感謝の気持ち』だった。。。
自分が今カナダに立っていられるのは色々な協力があったからなのは分かっている。 でも、その中で本当に自分の事を理解していたのはごくわずかな人達だけ。
更にその中でも母親と同じくらいの協力をしていただいたから。
周りは『何があったんだろう?』というような顔をしていましたがいいんです。 彼女と自分にしか分からない事、それでいいんです。
そんな彼女に出発の当日、朝学校に行きデスクの上に手紙を置いておきました。
先日その返答が来ました。
手紙2枚にわたって書きつづられていました。
内容は特に書きませんが、心にしみる手紙でした。 本当に嬉しかったです。
そんな3カ月間の生活を終え、今はバンクーバーの暮らしに入っています。 良い生活でしたが後ろは振り向きません、意味がないからです。 これからが大事!! あと約8カ月ちょっと残っています。
自分がどれだけ英語を身につけられるかこれからが本当の勝負です!!
やったるわ