「物件を探してはNGで、また次に見つけた物件もNGで・・・」という境遇に少し傷つきましたが、

慣れっこになった自分もいました。

 

ちなみにこの段階では、第一希望は転貸で、第二希望が中古戸建ての購入でした。
でも転貸OKの物件は全然出てこないし、戸建ても良い物件がありませんでした。

物件が出ても、消防要件・建物の構造・用途地域……。
確認すべきポイントは山ほどあります。

 

 

この頃、東京以外で民泊をやっている方々のお話を伺う機会が増えてきました。


オンラインの勉強会やSNSでのやり取りを通じて、

思っていた以上に地方で挑戦している人たちが多いことを知りました。

そして、みなさん口を揃えてこうおっしゃいます。

「東京じゃなくても、全然いけますよ」

調べてみると、地方でも高い売り上げを出しているデータが散見されました。

四国の民泊イベントに参加された方も、

「これからは四国がアツいですよ」とおっしゃっていました。

 

正直、そのときの私は「え、四国ですか?」という反応でしたが、

話を聞いていくうちに、なるほどと思う点がいくつもありました。


土地の価格が安いので、その分ラグジュアリーな内装に凝ることができます。

また東京では得られない自然が多く、物件の窓から望める景色が素晴らしければ大きな「売り」になります。

そして二度目に来日した外国のお客様は、まだ見ぬ地方の良さを探しに行こうとするのです。

独特な文化・お祭りがあるし、体験型の需要が見込めます。

「東京とは違う戦い方ができる」ことを知りました。

東京は確かに需要が大きい反面、ルールも厳しく、コストも高くなりがちです。

人が多く土地も物件も狭いので、トラブルも起こりやすいです。
一方で地方は土地が広く、工夫次第で独自の強みを作れる余地があります。


私が自分の居住地にこだわっていたのは、私自身が民泊運営の核に携わりたかったからですが、

業者さんに運営を委託している方々の多さも知りました。


「東京以外も探してみるか」

そう思い始めた私は、at homeやSUUMOの「場所」の条件を少し広げてみることにしました。

これまでは「近所」といった条件で絞り込んでいましたが、

そこに「東京以外」という選択肢を加えてみたのです。

すると、今まで見えていなかった景色が一気に広がりました。

「この価格でこの広さですか?」
「しかも、こんなロケーションで?」

思わず二度見してしまうような物件が、いくつも出てきます。

もちろん、地方には地方なりの課題もあります。
集客はどうするのか、運営はうまく回るのか、そもそも需要はあるのか。

課題はありますが、私は新たな視点で物件情報を眺め始めたのでした。