ガオレンジャーがとにかく嬉しくて楽しかったんだと思うんです。
小さい頃はサンバルカンごっこして、父親に毎週のように後楽園ゆうえんちに連れて行ってもらって、野外劇場のショーを見て大興奮して。
それが本物としてスーパー戦隊シリーズの仲間に混ぜてもらえることになって。振り返ると少年時代の夢が叶っていて。
ガオレンジャーの仲間たち、スタッフ、そしてあのブームを仕掛けることに惜しみなく協力してくれた人たち、作品を受け入れてくれた視聴者の皆さん、声を枯らしてガオレンジャー!と応援してくれたファンの皆さん、ちびっ子たち。
あの1年でどれだけの出会いがあったことか。みんなで創り上げる喜び。最高の青春でした。そりゃ、忘れらんないよ。
俺が寂しがり屋というのもあるけど〈みんなで力を合わせること〉スーパー戦隊が伝えるメッセージがずっと胸にあって。
純烈、結成しちゃったんだよね。白川裕二郎、小田井涼平、2人とも東映撮影所で出会いました。
純烈が苦しくてもがいている時代、毎日が解散寸前だった時代、ドラマ「臨場」にメンバーを起用してくれたこと、ハリケンジャーの10周年に純烈を起用し更に挿入歌「しのび哀」まで歌わせてくれたこと。
どれか1つ無くても紅白出場の悲願は達成されることはなかった。東映の皆さんはいつも見守ってくれた。そして絶妙なタイミングで助けてもらいました。
20年。いろんなことがありましたね。
こうして封切りの日を迎えるにあたり、絶大な声援で純烈をここまで押し上げてくれた全国のファンの皆さんに改めてお礼を言わせて。
本当にありがとうございます!
あなたのお陰で20年の時を経て再び素晴らしい仲間たちと映画を作ることが出来ました。作っただけでなく面白く出来上がりました!
お待たせしました。お待たせし過ぎたのかもしれません。スーパー戦闘 純烈ジャー、いよいよ開幕!純烈ファン、特撮ファン、老若男女、泣いて笑え!感謝を込めて捧げます。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。