先日の長文ブログに懐かしいコメントありがとうございました。


というわけで約束通り、総括いたしましょう。今現在僕が44歳なので、はるかに若い世代や、少し上の世代ではなかなか共感できるものが少なかったかもしれません。一周回ってブーム到来!みたいなことはあるかもしれませんが(笑)

なので、比較的僕と年齢が近い方にはだいぶ当てはまる事柄が多かったかも。
しかも男子。そしてそんなことをしているのを横目で見ていた女子。

とにかく、一番から簡単にざっとおさらいしていきましょう。今回も長くなりそうだな、こりゃ…。


(1)机に空いてる穴を消しゴムのカスで埋めたことがある。

これは鉄板でみなさんやったでしょうね。僕なんて用もないのに消しゴムこすって、カスを山盛り集めて、机の穴にギュウギャウに押し込んで固めて、鉛筆でスポッと抜いて、なんか感動!…みたいな。…今考えれば実にくだらない。


(2)鉛筆の木の匂いに種類があるのを知っている。

これはねぇ、コメントにもありましたが、意図的に匂いをつけたものではなく、元々の木の匂いがメーカーによって違うんですよ。確か、アメトーークでオアシズの光浦靖子さんが似たようなことをネタにして話してたことがありますね。でもって中にはちょっと、う◯こ臭いのもあるとかないとか…。


(3)カレーの匂いがする鉛筆の存在を知っている。

これは絶対にあったんですよ!何の木の匂いか知りませんが、「ん?これ、カレーの匂いする!」みたいな。で、クラス中で盛り上がったことが。正確にはカレーせんべいとかカレースナックみたいな匂いです。


(4)匂いつきの練り消しの誘惑に負けて口に入れたことがある。

これは、結構な方が誘惑に負けたり、負けそうになったのでは?僕はコーラの匂いとチョコレートの匂いがやばかった。コメントにありましたが、焼きそばとかもあったんですね。あと、他の匂いと混ぜるのはとりあえずやりましたな(笑)…全く良い結果にはなりませんが…。


(5)コンパスを「バレリーナ」にして遊んだことがある。

コンパスはいろいろと種類がありまして、僕が使ってたのは鉛筆を刺して使う一番一般的なやつ。リッチな友達はしっかりとした専用ケースに収まり、専用の芯もあり、関節も多い高級コンパスを使ってましたよ。なんか、コンパスてワンランク上の文房具ってイメージがあるなぁ。


(6)定規で背中を掻いたことがある。

これは今でもやってますよ(笑)


(7)カラーサインペンで机に色を塗り、その上に木工用ボンドをたらして色付きの半透明なかたまりを作ったことがある。

これもやったことある方いましたねぇ。水のりでやった方や、机ではなく下敷きの上で作ったり、と多種多様ですな。これがあって後にプラ板遊び(プラ板に絵を描いて、オープンで縮めるやつね)に繋がっていきます。


(8)カンペンケースにアイドルのステッカーを貼っていた。

当時流行ってたのは、写真とかじゃなくて、漢字で名前だけ書いてあるステッカー!ちょっとビーバップ的な書体で、「中森明菜」とか「小泉今日子」とか。
僕は明菜さんでしたけど。少女A的な。


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(9)なめ猫の免許証を持っていた。

これは、一枚は絶対あったでしょ。免許にブロマイド。筆箱に下敷きもありましたから、文房具がなめ猫だった人けっこういるのでは?コメントにハンカチ持ってるって人いましたね。しかめデッドストック。お宝ですよお宝。


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楽天で見たら種類があるんだな。てか、今でも売ってるんだね。猫ちゃん達は2代目、3代目で代替わりしてるってことかな?


(10)バイキンくん消しゴムを知っている。

これ一時期、意味もなく異常に流行って、ガチャガチャとか超集めたんですよね。まぁ、これは男子限定かな。全部バイキンなので、名前が~キンなんですよね。歌もあったぞ確か。

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(11)ノック式ボールペンのバネを強化したことがある。

コメントにもありましたが、スーパーカー消しゴム対策でバネを強化するわけです。つまり、これに共感した方はもれなくスーパーカー消しゴムで遊んだ方々ですな。ちなみに僕のスーパーカー消しゴムは滑りを良くする為に、セメダインを塗って固めてました。愛車はカウンタック。400じゃないよLP500!


(12)ヤクルトを再利用して作られたオレンジ色の三角定規を知っている。

結局、直定規は持ってる人や、今でもヤクルトの工場見学に行けばもらえることがわかったけど、三角定規は知ってる人いなかったなぁ。画像検索しても出てこなかったし…。


(13)黒板用の大きな三角定規で忍者ごっこをしたことがある。 

僕は忍者ごっこでしたけど、色々多用途な遊びに使える万能定規でしたな。ただし、武器として使用すると殺傷能力たかめなので、やり過ぎるとケガします。


(14)チョークを折りまくる筆圧の強い先生がいた。

これいたでしょ?うちは数学の先生。図形描く時や、数式のX書く時に絶対折るんですよね。その度に毎回「あっ、折れた。」って言うんですよ。指導する前に自分が学んで欲しい。と今になってみればそう思う。

逆に今は当たり前かもしれないけど、当時チョークホルダー使ってる先生は、なんかそれだけでおしゃれな感じしたなぁ。


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(15)手に汗をかくのでテストの時などは、わら半紙(関西はざら半紙)がふにゃふにゃになってた。

僕は手に汗かくので、プリントふにゃふにゃでしたねぇ。問題に詰まって考えてる時間が長いと筆が止まるので、そんな時はやばかったです。あと、くっついてきたり、紙が湿気てるので、消しゴムで消したら紙がめくれたり…。ちなみにざら半紙は関西でしか使わないんですね。ざら紙(ざらし)とか当たり前に言ってたけど。同じ理屈でティッシュはチリ紙。”ちりがみ”じゃなくて”チリシ”ね。


(16)硯で墨を作りだすと、一心不乱になる。

一心不乱すぎて、粘りが出るまでやったことがあります。


(17)やたらとポケットや収納箇所が何面もついた筆箱が流行った時期がある。

今思えば無駄文房具の最たるものですが、流行りまくりましたよ。同時に自転車とかも無駄に変速機がやたらとついてるやつとか。きっと多機能なものに対する憧れが強かった時代なんでしょうなぁ。この時代だったら、無印良品は売れなかったな、きっと。


(18)絵の具やクレヨン、色鉛筆等で結局一回も使ったことのない色がある。

このあるあるも鉄板でしょ。どちらかというと色鉛筆やクレヨンは色が混ぜられないから、色の本数が少ないセットだとけっこう全色使うんですが、絵の具については、基本色があればほとんどの色が混ぜて作れることに気づくので、作れる色はどんどん使わなくなるんですよねぇ。特にパステル色。ピンク、水色、黄緑なんかは、赤、青、緑に白混ぜて簡単に出来ちゃうから使わなくなりましたね。


(19)使いたい時に必ず分度器がない。

もう本当に分度器が絶対にないんですよね、いっつも。滅多に使わないってのもあるんですけど、なんせ筆箱には収まらないしね。そういう意味では三角定規なんかも収まらないんだけど、こっちはけっこう使うから、机の中に入れてあったり収納している場所をこっちが把握してるから大丈夫だったんですよね。だから分度器代わりにいっつも三角定規の30度、45度、60度、90度を使って推測で角度測ってたなぁ。


(20)リリアンにはまった。

これ完全に妹の影響です。逆にお兄ちゃんがいる女性の方はけっこう男の子の遊びに影響受けてますよね。…結果的に今思えば、リリアンで編んだやつはあれからどうすればいいの?当時はそんなこと考えずにひたすら編んでたけど…。


(21)画びょうでコマ遊びをしたことがある。

画びょうと言っても一般的な金色のあれです。実はあの画びょうって、今はわからないけど、当時のものは一つ一つが結構アバウトに作られてて、針の部分がちゃんと真ん中についてるのは、かなり探さないと出てこないんですよ。だいたいはセンターから微妙にズレてる。それを調べる為には、コマのように回してみるのが一番!
ズレてるやつは上手く回らないし、軌道がブレるんですが、真ん中にきちんときてる画びょうはきれいに回るんですよ。


(22)クリップを変形させてアメンボみたいな形のバッタを作ってピョコピョコ飛ばせて遊んだことがある。

いわゆるプラクリップ。変形させて弾力性を活かして遊びます。


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(23)牛乳キャップを異常に集めた。

僕らの世代は誰もが集めたであろう牛乳キャップ。学校で出される牛乳キャップは当たり前として、銭湯に行って番台のおばちゃんに「牛乳キャップちょうだい!」と言ってもらうキャップは、学校では憧れの的。フルーツ牛乳にコーヒー牛乳etc…。それをメンコ代わりに遊ぶのが僕らの日常でした。


(24)割り箸でゴム鉄砲を作り、出来上がったらやはり人に向けて打った。

作りましたよね。てか、作らされましたよね。こだわりの強い僕の作品は、ゴムをぐるぐるに巻きまくって、もはや割り箸がほとんど見えてない状態でした。
コメントにもありましたが、西部警察ごっこ的なのやったなぁ。「俺ハト!」みたいな。

※舘ひろしさんが演じてた刑事の役名が鳩村だったので、あだ名は「ハト」。…でもって、大門団長はさらに進化して「ポッポ」と呼んでいた。…今思えば「ポッポ」って…。


(25)竹の定規は定規としてよりもチャンバラや武器の代わりに使うことの方が多かった。

竹の定規って、僕らの子供時代は学校から全員に支給されてませんでしたっけ?


(26)ソロバンをローラースケート代わりにしたことがある。

一番先生が怒る遊びです。今の体重でやったら確実にバラバラになると思いますが…。


(27)シャーペンの芯の色付き(赤、青、緑など)を集めるのが好きだった。

多分、カラーのシャーペンの芯て、僕が中学ぐらいに出始めたんじゃないかなぁ。赤の芯はちゃんと赤のシャーペンに入れて…みたいに、こだわって使ってたなぁ。
欠点は芯が柔らかいので折れやすかったこと。

てか、カラー芯で思い出したけど…


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こんなん、流行ったよね?
クリスタルホルダーカラーペンとかいう長ったらしい名前だけど。


(28)シャーペンのお尻に付いてる消しゴムは絶対に使わない美学を持っていた。

これは、こだわってましたよ。友達にシャーペン貸す時にヒヤヒヤするんだけど、返ってきて「お願い!」という気持ちでキャップ開けたら、やっぱり消しゴム減ってるし…。がーん、みたいな。


(29)国語や社会などの分厚めの教科書に、パラパラマンガを書いて1時間の授業をそれだけに費やしたことがある

夢中になってやってたねぇ。まず、みんな通るであろう。まる、さんかく、しかく、みたいに簡単な物が大きなったり、小さくなったり、左右に移動したり、から始まって、最終的に僕の大作は、パラパラ漫画版、ドラえもんの絵描き歌でした。


(30)ノートを最後のページまできっちりと使いきったことがない。

なんででしょうね。今思えばそのまま使えばいいのに、学期が変わったりすると、今学期からは勉強頑張ろう!という決意表明を、ノートを新しくするという物理的な方向に変えちゃうんだよね。
一番ダメなやつ…。


(31)鉛筆削りを途切れないよう、あたかも大根の桂むきのように慎重にやったことがある。

クーピーとかについてくる、消しゴムくらいの大きさの鉛筆削りのことです。
あれって、楽しくないですか?僕はたまらなく快感なんですけど…。




終わったー!!!




いや~長かった。長すぎたね~。

校長先生の話ぐらい長かった。

大したオチもないのに、読んでくれた人ありがとう。


ちょっと頭の中が昭和の懐かしい時代にタイムスリップしてくれてたら嬉しいな。


ここで、僕がDJなら、中島みゆきさんの「時代」を流すね。


というわけで、皆様お疲れ様でした。


小田井涼平