12月1日。愛知県豊田市崇化館中学校、平成24年度教育講演会、
全校生徒、教員、保護者、およそ千人弱の視線と拍手を浴びながらステージに向かった。
緊張はあった。なんせ人生初の講演会。けれども余計な緊張感はなかった。
ペーパーを用意することもなかったし、学校の空気を吸って生徒たちの顔を見て話せばいい。
生徒の顔を見ないと何を話せばいいのかまったくわからないというのが本当のところだった。
ガオジャケは純烈の衣装の上に着よう。決めていたのはそれだけ。
11年前。37才のわたしは26才。1年生は2才、2年生は3才、3年生は4才。
ガオレンジャーが毎週放送されていた日曜日の朝、1年間ブラウン管を通して「キャッチボール」をしたこと。
保護者の皆さんとも同じ。「あれからもう10年以上経ちましたね、みんなこんなに大きくなりましたね!偉い!」
ゆっくりと話を始めたことは覚えてるけど、中身はもう忘れました。
伝えたいことはガオレンジャーを通して送ったメッセージと同じです。
今、頑張っている純烈を通して送っているメッセージと同じです。
ギブ&テイクのはずなんだけど、今回貰ったものが大き過ぎて。本当に今、感謝しています。
PTAの皆さん、教員の皆さん、校長先生(今年で定年!お疲れ様です!)、保護者の皆さん、
これはガチで!
またプライベートで会いたいと思っているんです。ホントに。
だって、あまりに滞在時間は短く、儚く、皆さん優しくて、凛としていて、素敵な時間でした。
こういう清々しい気持ちになれば最高だなと思って東京を発ちましたが、
自分の想像の遥か遥か上をいく気持ちで自宅に戻りました。
子供たちとのキャッチボールが、ガオブラックを泣かせたんだと思います。
嬉しかったねえ。ホントに。ありがとうございました。わたしも頑張ります。
崇化館中学校!
みんな!頑張れよ!
また会おうな!