人生、いろいろな困難に直面しますが、そんな時、「南無観世音菩薩」(なむ・かんぜおん・ぼさつ)と3回唱えれば、観音様が現れ、救済し、見守ってくださいます。だからいつも安心して、仕事や生活、恋愛、お参りに専念できるのです。

 総開帳は、34カ所の寺の厨子(ずし=仏像などを安置する仏具)が開かれる特別な期間です。普段観ることのできないご本尊様(ほんぞん=寺院の中央に安置する仏や菩薩)を拝観し、お手綱に触れてご本尊様と握手することによって、観音様の功徳(くどく)をいただくことができます。

 秩父札所は、1234年に13人の聖者が札所を定めたとの縁起から、12年ごとの午年(うまどし)に総開帳が行われています。2008(平成20)年は、室町時代末期に日本百番観音が誕生した報恩のため、3月18日から7月18日まで催されました。

 日本百番観音は、室町時代末期に誕生したとされ、西国33観音(さいごく=関西地方)や坂東33観音(ばんどう=関東地方)、秩父34観音(ちちぶ=埼玉県秩父市)の合計100観音を指します。なお、秩父の34番目の札所である水潜寺は、日本百番観音の結願寺(けちがんでら、きちがんでら=修行が終了する寺)となっています。