時の糸 13 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。








「はああ~………」

智の家で、ドーナツを食べながら一緒に遊んだら

仲良くなれるかな

って思ったんだけどな………


結局、あいつが仲良くなる気がないみたい。




「ビックリさせようぜ」って

俺が止めろって言ったのに

フライングで飛び出した雅紀に

笑うでもなく

冷ややかな目付きの潤くん。

おばさんが間に入ってくれて

どの場はなんとかなったけど…………




潤くんは、本当に俺たちが嫌いなんだろうな。

全くといっていいほど、俺達の中には入ってこない。

そんな潤くんに

智が懸命に誘ったり話をふったり…

可哀想に気を使ってる。



「外で遊ぼう」ってなって

『もう、そんなやつほっといて

智もこっちにこいよ。』

と、雅紀が呼ぶ

『う、うん。』

と、チラッと潤くんの反応を見て

動く気配のない潤くんに

『じゃあ…俺行くよ。』

と、言って智が俺達の方に駆けてきた。





気付けば久しぶりに智と遊び。

彼の事をすっかり忘れて遊びほーけてた。




そろそろ日が暮れて来て

「じゃあ帰ろうか」ってなった頃。

そのときになって俺達はやっと

潤くんのことを思い出した。



別れた場所に行ってみると

そこにはもう彼はいなくなっていて

勝手に帰ったんだろうって思って

探しもしなかった。







『ただいま。』

久しぶりに外で走り回って帰ってきたから

お腹がぺこぺこ。

『母ちゃん、夕飯なに?』

と、言いながら

まだテーブルに残っていたドーナツを口に入れて母ちゃんの元に

『おかえり。

こら、ご飯前にそんなもの食べて。

夕飯が食べれなくなるわよ。


坊っちゃんは?

ちゃんと送ってきた?』

と、夕飯の準備をしながら聞かれた。


『う~ん………

わかんない。

いつのまにかいなくなってたからさ』

と、ちょっとつまみ食いをして指をなめた。

『「いつのまにか」って……どう言うこと?

智は一緒にいなかったの?

仲間はずれにしたの?』

『ちがうよ。

仲間はずれじゃないよ。

潤くんが入ってこないんだよ。』

『それでも、

知らない土地に来て

不安と心細い思いしてるんじゃないの?

寂しい思いさせたんじゃないの?

ちゃんと謝って来なさい。』

と、母ちゃんが叱られて

俺は渋々、潤くんのお屋敷に謝りに行った。







まさか迷子になってたなんて…………

知りもしなかった。