君が笑ってくれるなら 58 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。




紅白の意味もよくわからないうちに

事務所の方がどんどん話を進めちゃって

メデアに殆ど顔を出さない俺たちが

突如、紅白出場となった。




『智。

それこそ、危ないんじゃないの?』

『雑誌の小さな写真とは違うよ。』

と、ニノと松潤が俺を心配してくれる。



でも、音楽をやってたら

一度は出たいと思う音楽番組だと

マネージャーから聞いて

松潤たちも本当はひとつの目標だったはず

それを俺の事が父さんにバレるかも

と、言う理由で諦めさせるのは

俺の我が儘だよね。



それに、このまま彼らと続けていきたいのなら

いつまでも隠れていちゃいけない。

なんなら父さんと対決したっていいんだ。

俺は、この事がどう動くかも分からずに

出演を決めた。







『大変だよ!!』

5人で、紅白会場での演出の打ち合わせの最中に

突然、飛び込んできたのは

また、マネージャーだった。

『大変なんだよ。』

と、息を切らして俺を見て

『智くんの……………

………お父さんが審査員になってた。』


『『え~!!』』


一同、驚愕。



『…………それって、

偶然?

それとも…………知っていてわざと?』(斗真)



『うそー。

だったら怖くね。』(相葉)


『智………大丈夫?』(松潤)


『……………父さんが…………なんで…?

なんで、ここに………

日本にいるの?』(俺)

毎年、オーケストラの演奏で

年越しライブが恒例なのに………



『大野氏、今年の大河の音楽担当してたんだって。

その関係らしい

気づかなくってごめん。』(マネージャー)

『うそ。

知らなかった。』(ニノ)

『そりゃそうだよ。

見てないもん。』(斗真)

『どうしよう。

当日、智だけがインフルエンザか何かで

欠席する?

流石に接触もったら不味いよね。』(松潤)

『でも、

あの曲は智あっての曲だよ。

今さら曲も変更できないでしょ。』(斗真)


『…………………』


みんなの視線が俺に向けられるなか

俺は自分でも判断を決めかねていた。



紅白に、このまま出場して

当日バレるようなことになって

混乱を招いたらどうしよう。

それなら、いっそのこと病気で欠場した方がいいのかもしれない。

でも、そうするとまた逃げることになるんだ。

俺が逃げてばかりいるから

彼らに人気が出てるのに

表舞台に立てない。

それは、俺が邪魔をしてるから………なんだ。


ちゃんと、父さんと決別しなきゃいけない時が来たんだ。



『………俺に………

少し時間を頂戴。

俺……………父さんに会ってくるから。』

『だめだよ。

そんなことしたら絶対戻ってこれないよ。』(ニノ)

『大丈夫だよ。

ちゃんと、話してくるよ。

俺の気持ちを…………

ちゃんと、理解してもらうから………

大丈夫。』


「父さんだって……………

わかってくれるさ。」


俺は、そう言って笑って見せた。