君が笑ってくれるなら 38 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





眠れない。

一度起きたら、そうそう眠れない俺。

大野は、ベットに潜り込むとさっさと寝てしまった。

そっと部屋を出て

一人、リビングに行くとTVを着けた。

お湯を沸かしてコーヒーを淹れ。

めざましくんが"めざましテレビ始まるよ。"

と、言って

今日と言う一日が始まった。



ぼーとしながらテレビを見てた

大野を拾ってから

俺は振り回されてばかりで

世間で何が話題になってるのか

どんなことが起きてるのか疎くなってたと思う。

政治家の不正や、テロ。

知らない国での地震に災害。

事件に事故。

色々なニュースがあるもんだ。

と、腹を立てたり心配したり

いちいちニュースに反応してる俺。

スポーツニュースでは、

どこが勝とうが負けようが

贔屓にしてるチームもないから流して。

エンタメニュースになると

日本を代表するアイドルグループを報道してた。

「あいつらはよく働くなあ………

テレビで見ない日はない。

あいつらはどんだけ稼いでるんだろ。」

って、単純に気になる。

テレビ局ですれ違ったことがある位で

面識はないけど

いつも5人、楽しそうにしてるのを見る。


その内、スポーツ新聞からといって

あるバンドのボーカルが、病気で入院してるとあった。

そうそう…このバンドだ。

大野が墓参りの帰り道、歌っていた歌。

やっと思い出した。

一時期、凄くヒットしたんだ。

最近見ないと思ったら

病気だったんだ。

「俺、あのボーカルの声

好きだったんだよな……」

なんて、考えていたら



『なに見てるの?』

と、背後から声がして

大野が起きてきた。

『あー。

二度寝ができなくって………』

俺が隣で寝てないから

また、心配で起きてきたのかと思ったら

『翔くん。

お腹すいた。』

って、ソファーに座った。

『今度は、腹減ったの?

………じゃあ、待ってて………』

俺は、昨日コンビニで買ってきた

クロワッサンと、カップスープを用意して

コーヒーを淹れた。


俺って…………料理なんて一切しないし

人の世話も妬くような人間じゃなかったのに

なぜか、大野の世話を妬いてる俺が不思議だ。


のそーっとカウンターテーブルに着くと

手を合わせて「いただきます。」と言って

口に入れる。

俺はその姿をキッチン側から見てた。


「こいつってば、育ちが良さそうだよな。」

と、思って

『そう言えばさ。

お前の親父さんってどうしてるの?』

と、聞いてみたら

突然大野の動きが止まって

『……と………あいつ…………のことは…………

話……たく……ない………』

『なんで?』

『………あいつなんて

父さんじゃない。

あいつの事は聞かないで……』

と、言って

『それよりさ。

このクロワッサン。

昨日のクロワッサンの方がいいよ。

また、買って来てって言ったじゃん。

これ、甘すぎる。』

と、俺に文句を言う。

『おまえな~………

嫌なら食うな。

俺が食う。』

と、取り上げてやった。

『いいよ。

俺、もういらない。』

鼻を曲げたのか大野は、コーヒーだけ持って

ソファーに移動した。



「たいして食べてないじゃん。」

カップスープと、クロワッサン一口って………。

大丈夫かよ。



「兎に角、

お父さんは、禁句なんだ。

でも、"あいつ"って………

もしかして、逃げてる相手って

お父さんのことか?

こいつ、自分の父親の所から逃げてきたの?」