哀しみは雪のように 246 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






頬の痛みと、胸の痛み…………

どっちも…………痛い。



いつか、この痛みが薄れる日が

来るの…………かな………

そんな日は………

永遠に来ない……ん……じゃ…ないかな……

そう思えるぐらい切なくて

前を向いて歩けない。



背後で、人の気配を感じ

このままここにいたら邪魔になる。

と思い、ふらふらと立ち上がり

涙をコートの袖口で拭って歩き出した。



『…………健太!!』



その声は、俺が求めてやまない

恋しい人の声で

一瞬、幻聴かって思った。

ゆっくりと振り向くと

すぐ後ろで、優しい笑みを浮かべて

翔くんが立っていた。



『…………翔くんのバカー。』


翔くんのその優しさは卑怯だよ。

結局、翔くんにしがみついてしまって

もう、離れられなくなるじゃん。

いいの?

俺、離れないよ。

智さんが見つかるまで………離れないよ

いいの?








『ほら、

今度こそは、ちゃんと暖まってこいよ。』

と、俺にバスタオルや下着、スウェットの一式を渡され

脱衣場に押し込まれた。


俺を追ってきたのは

同情だよね。

こんな夜中に追い出して

何かあったら悪いって

そう思って追ってきたんだよね。




勘違い………しちゃ……駄目だ…………


勘違いしちゃ………



湯船に入ると

体の芯から暖まっていく………



風呂からでて

用意された下着を見ると

前回、俺が置いていったもので

スウェットは翔くんのにおいがしてた。

頭にバスタオルを乗せてリビングに戻ると

『お。

温まったか?』

って、俺の頭をポンポンと叩いて

ペットボトルのお茶を渡してくれた。

俺の反応が薄いことや、俯いてることから

翔くんが心配になったのか

俺の顔を覗きこんで

『………俺が叩いた頬……

……………痛いか?』

と、聞いてきた。

頭を左右に振って

『うんん。

大丈夫。』

と答えた。

『………………悪かったな。

ごめん。』

と、翔くんが俺に謝って

自分のバスタオルや下着を持って

脱衣場に行こうとした。



『………もう、遅いから

髪を乾かしたら

もう寝てな。』



時計を見ると2時半を回ってる。