哀しみは雪のように 238 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。




「愛の定義」と打ち込むと

たくさんの情報が出てきたけど

どれも似たり寄ったりのことが書いてある。

愛と恋は違うとか、

愛は、相手を思いやるとか、

個人的な意見だったり

心理カウンセラーの情報だったり

そして、ある一文に辿り着いた。

『そうだな。

人間を創った神様が言うなら間違いないな。』

と、田子先生は言って「ほら。」と指差した。

そこには、


「愛は、辛抱強く親切です。

愛は妬まず、自慢せず、思い上がらず、

みだりな振る舞いをせず……………

…………………」

と、書いてあった。



『聖書の言葉だね。』

と、先生が言う。


『…………?…』

「この言葉………………

聞いた………こと…………が…ある………。」

って、思った。

聞いたことがある…………

俺……………

どこで聞いたのか………

誰から教えてもらったのか……

覚えてない……………


けど……………


なんだろう…………


この言葉は、俺の心をかき乱す…………



先生は、その言葉を見て

『確かに………そうだな。』

って、感心してるのに……

『……そんな………愛は……………偽善だ。

………ありっこない。』

と、呟いた。

空かさず、先生が

『何で?

何でそう思うんだ?』

と、聞いてくる

『なんで?』

って言われても…………

「なんでだろう?

何でそう思ったんだろう…………」

自分でもわからない。


『……俺は、真実だと思うよ。

愛する人のために

自分を後回しにする精神のことを言ってるんだ。

健太に、愛する人が出来たら

わかるんじゃないか?』



『………俺に………愛する…………人?』



考えてたらガタガタと震え出した。

それを見て先生が

『どうした?

おい。健太。

大丈夫か?』

と、俺の手を握って止めようとしする。

『……い……いつも、……

…………声が………するの

………愛し…………てる………って……

その声が………………

……聞こえると…

怖くて怖くて……

…震えが…………止まらなく………なる。』

と、初めて人に話した。

先生は、冷静に

『それは?

誰の声?』

と、俺を抱き締める。

『知らない………

知らない男の人の……声。

でも、………大丈夫。

俺、呪文…………知ってる…から………』

と俺は、翔くんの名前を唱えるんだ。

そうすると、すこしづつ落ち着いてくる。

『………………………………

…しょ………う…………くん……』




やっと収まった頃

先生の腕から身を起こして

『先生…………

…………………ごめん。

心配掛けて…………

もう、大丈夫だから。』

と、言うと。


『……………翔くんって………

前にも言ってたな。

翔くんって誰のこと?

ちゃんと話してみ。

力になるから。』

と、先生が俺の頭をやさしく撫でた。