哀しみは雪のように 181 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






田子先生と、成瀬さん。

男同士なのになんの違和感もないのはどうしてだろう。

流れる空気が穏やかで

優しさが溢れてる。

先生が、領さんを気遣い。

領さんは先生に甘えてる。

そんな感じ。



健太が言った言葉に

『もー

絶対、いいこと言ってないでしょ。』

と言って、

領さんが先生を軽く叩いて

『君が健太君か。

俺も、君に会いたかった。

どうぞ、入って。』

と、俺たちの前にスリッパを出してくれた。



綺麗に片付けられているリビングに通されて

先生が、俺たちにお茶を出しながら

『俺は、君に会いたかったんだよ。』

と、俺の前に座わった。

初めて会ったこの人は

なんで俺に会いたかったって言うんだろう。

『なんでですか?』


『健太から、君の話を聞いた時に……

俺の学生時代を思い出したんだ。』


『………は………あ…………』

意味が分からず変な返事をしてしまった。

先生は、笑って

『そりゃそうだよな。

訳も分からずって感じだよな。』

と言う。

領さんが、

『俺、じゃあ仕事に戻るね。

締め切りが近いから。

二人ともゆっくりしていってね。』

と、俺たちに言うとリビングを出ていった。

その姿を見送っていた先生の顔は

優しそうで、どこか切なそうだった。

『あいつは、この話になるといなくなるんだから……』

と、呟いて

『さてと………。

本題に行こうか。』

と言って、俺の顔を見た。

その頃にはもう、いたずらっ子みたいな顔で


『櫻井くんは、

苦しくて………

切なくて………

息もできないぐらい………

辛い経験をしたことがある?』

と、聞いてきた。

「え?」

『……と………突然なんですか?』

先生は何を知ってるんだよ。

俺に似てるって

どう言うこと?



『……………俺は………………

そうだったよ。

…………ずっと………………

あの人を待っていたんだ。』

『……あの…ひと…………?…』

『そう。

俺の話を聞いてくれるか?』

そう言って、先生は昔話をしてくれた。