哀しみは雪のように 112 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






『おーちゃん?』




雅紀が空気を変えようとして

「俺はね。専門学校に行く。」って話した。

「バカだから獣医にはなれないから。」って……

そうしたら、智の様子がおかしくなった。

智の手をずっと握っていたニノが

『さとし?』

って、凄い形相で

手をギュッと握って呼び掛ける。


雅紀も「おーちゃん?」って

呼び掛けるのに

ガタガタと体が震えだしておかしい。

『さとし?!』

ニノが、智を揺すってみると


『………あっ。』

って、我に返ったけど

明らかにおかしい。


周りを見回し、俺を見て直ぐに視線を外した。


『おーちゃん?

どうしたの?

やっぱり具合が悪いの?』

雅紀が一生懸命、心配してる。

ニノは、何かを感じ取ったのか

黙って、ただ黙って

智の手を握って、智を見詰めてた。


「大丈夫。

何も心配しなくてもいいんだよ。

何もいわなくていいんだよ。

俺達は、いつだって智の味方だよ。

智のこと、大好きだよ。

だから、大丈夫。」

って、言ってるみたい………




皆が同じ気持ちだった。






『ごめん。

おいら…………

気持ち………悪い。』

と、言って

ニノの手を振りきって走って行った。

テラスにとり残された俺達。

互いに言葉もなく呆然としていた。

俺達の思いは、智に伝わらなかったみたいだ。



『………翔君。

ちょっと、行ってきてよ。』

と、潤が俺を突っつく

『そうだよ。

翔ちゃん。

智の所に行って。』

と、ニノも言う。

今、何とかしないと元に戻りそうで怖かったんだ。

また、笑わない智に戻りそうで怖かった、



俺は、智の後を追った。




病室に行っても智はいなくて

病室に待っていたお父さんに聞いても

来てないと言われ


トイレに行ってみたけど

やっぱりいなかった。