哀しみは雪のように 110 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。

※はあ~………
参っちゃうね。
母が倒れちゃって緊急手術。
ちょいとバタバタで、今までみたいに書く事ができません。
お許しを……………




.:*:・'°☆



"トントン"


ニノが、智の部屋のドアを叩く。

なのに

…………返事がない。


『『……………?』』


『あれ?』

ドアを開いてみると

誰もいない。


智も、お母さんもいない。

お互いに顔を見合わせ

「また、俺達の前から消えた?」

と、不安になった。


『……………翔ちゃん。

おーちゃん、またどっかに行ったの?』

雅紀が、俺の裾を引っ張る。



『…………そんなはず………ない………ん

だけどな………』


そうだよ。

だって、智君のお父さんに連れて来てもらったんだから………

俺は病室を出て、智を探しに行こうすると


『あっ。翔君だっ。』

って声がして、振り返ったら

智が、エレベーターの前に立っていた。


『どこ行ってたの?

おどろいたじゃない。』



『え?

おいら、飲み物買いに行ってただけだよ。

翔君こそ、どうしたの?』



『どうしたもこうしたも…………』

と、智に近づいて行くと

智が、俺の後ろに視線を向けて。



『あっ。相葉ちゃんだ。』

って、笑った。


『あっ!!

おーちゃん…だっ。

おーちゃん………

会いたかったよ。』

と、駆けてくる。

その声に潤と、ニノも病室から出てきて


『『智。』』

と、声をかけ

『あ、潤くん。

ニノも…………』



俺達は、病院の廊下で再会を果たした。



婦長さんに

『静かに。

感動の再会は部屋でやってね。』

と、言われ

俺達はテラスにやってきた。


3年ぶりの再会

智が、「どんな顔して会えばいいの?」って

心配してたけど

会えば、時間なんてあっという間に遡り

俺達は、中3の頃に戻る。



ニノが、智と手を繋いで放さない。

智も、それを受け入れていて

ちょっと複雑。



『元気そうで………よかった。』

潤が、ほっとした顔で優しい笑を浮かべて

智に語りかける。



『………うん。

元気だよ。

潤君も元気そうだね。』

智が恥ずかしそうに笑う。



ニノは、何も言わずにただ智の顔をずっと見ていて

智も、あえて何も言わない。

二人だけの波長があるみたいに

ただ、手だけ握ってるから

『にの。

そろそろ智の手を放せ。』

と、俺がちょっと強めに言うと

『やだね。』

そう言って、プイと顔を背けた。


「くそー。

俺の智なのに。」

そんな視線をニノに送り続けた。




『あっ。

おいら…………

もうすぐ退院だって。

だから、もう来てもいないよ。』

と、唐突に言い出す。


『え!

ホントに?』(潤)


『うん。』


『じゃあ、今度は地元で会えるんだね。』(ニノ)


『うん。』


『そっかー。

よかったね。

よかった、よかった。』(雅紀)


『うん。』

ハニカんだ笑を浮かべて

智が笑った。



みんな……

みんなが智の笑った顔がみたかったから

嬉しくて涙が込み上げてきて

言葉に出来なかった。






『それより、

本当は、受験勉強で忙しいんだろ。』

と、智が尋ねる。


俺達としては、後ろめたい気分。

智は、高校どころか中学も卒業してないのに………


『俺達のことは……

まあ………明日からがんばるよ。』

と、答えた。


「智は?」

「智は、これからどうするの?」

「監禁されてた3年間を、どうやって取り戻すの?」

聞きたいけど……

聞けない………



ちょっと変な空気になって

沈黙が続いた。

雅紀が

『俺はね。

俺は、専門学校に行くんだよ。

動物の飼育員になるの。

本当は獣医になりたかったけど………

おれ、頭悪いからさ。』



『おーちゃんは?

おーちゃんはどうするの?』




『………獣………医?

………………』