哀しみは雪のように 56 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。








"ドン"

と、胸を突かれて「行けよ。」と言われた。

彼は、俺に

『忘れたやつに用はねーんだよ。』

と、ボソッと呟いて去っていった。

『…………忘れた………やつ…………?』


「俺の事か?

俺の事を指してるのか?

俺は、何を忘れてるのか?

何を……忘れてるって…………言うんだ…………?」


立ち尽くす俺に

『おい。

櫻井。

用はすんだのか?

じゃあ、行こうぜ。』

と、横山が暑いのに肩に手を回してきた。



『何か嫌なことでも言われた?』

『地元の友達なんじゃねーの?』

と、それぞれ口々に俺に話すけど

俺にはよくわからない…………


でも………


彼らの目が…………


彼らの目は……………


俺に何か言いたげな

何か救いを求めているように見えた。










『俺達の事……………

本当に忘れちゃったんだね。』

と、雅紀が呟く。


翔君の目は冗談を言ってるような目じゃない。

翔君は、智のショックで一年になると言うのに

俺達の事は、頭の隅にもないようだった。



智のお母さんが

『いいのよ。

それで…………いいの。

智の事で立ち止まらないで。

あなたたちには将来があるんだから

未来があるんだから

智のせいで台無しにしないでちょうだい。』

って、「もう来なくてもいい」と笑う。


智………

智………………

お前はどこにいるんだよ。