哀しみは雪のように 19 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






翔君は目を覚まさなかった。


次の日も、次の日も…………




時おりツーっと涙をこぼし

譫言のように「さとしくん」って呼ぶ。

「智くん。」って笑ったと思うと

次の瞬間、涙をこぼす。

その、繰り返し。





「………智……………帰っておいで。

早く帰っておいでよ。

智……………

翔君がおかしくなっちゃうよ。

翔君がおかしくなってもいいの?

智……………智…………

俺だって……堪えられねーよ。」


翔君の顔を見ながら呟く俺も泣いていた。



俺だって狂ってしまいたい。


でも、なんだろう。


俺はあれだけ好きな智が居なくなったのに

生きている。



翔君と俺の差はなんなんだろう……………




翔君は3日経っても目覚めなかった。


その間に、池で見つかった死体は

30代の女性で、智じゃない事がわかり

ホッと、胸を撫で下ろす

かといって智が見つかった訳じゃない。



警察は、ちゃんと捜索してるのか?


「死体が出なければ、動きようがない」

ってのが本音なんだろう。

捜索員が猟奇殺人の方に回されて

智の捜索は4、5人体制に削られた。


黒いワンボックスが智を連れ去ったと見ているのに

防犯カメラの画像が不鮮明で

車種もナンバーもわからない。


どんだけ黒いワンボックスがあるんだよ。